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法事・法要の挨拶と例文

更新日
2017/10/06
カテゴリ
法事・法要の基礎知識

四十九日をはじめ、一周忌、三回忌など、故人の冥福を祈って死後一定期間に行う追善供養を法事・法要といいます。一般的に、四十九日が忌明けという区切りとされ、それ以降は年忌法要となります。

法事を行う際には、親族や親しかった友人など、参列者に対して施主がおもてなしをし、それに伴いふさわしい挨拶もしなければなりません。

本記事では、法事・法要の際の心構えから、それぞれの法事でどのような挨拶をするべきかの例文まで解説します。

初七日法要での喪主の挨拶と例文

法事・法要の施主の心構えとしては、足を運んでくれた参列者に対しての感謝と敬意、そしてもちろん故人への気持ちを率直に伝える挨拶をしなければなりません。

感情があふれ、用意した挨拶からはみ出してしまうこともあり、それもやむを得ないことですが、基本的には気丈に振る舞って参列者と故人に安心してもらうよう心がけましょう。

法事・法要の挨拶をする時の喪主の心構え

日本の大乗仏教では、人が亡くなった際、四十九日間は魂が成仏せずに極楽浄土へ行く途中でさまようとされています。

死者の魂は七日ごとに七回、四十九日目に最終判定が下されるまで、閻魔大王により裁きをうけるとされ、遺族や法事・法要の参列者は故人が極楽浄土へ行けるようこの世から手助けをするのです。

七日目の初回の法要が初七日法要です。初七日法要での施主の挨拶は、率直に参列者への感謝のと、自らの気持ちを伝えましょう。

初七日法要での施主の挨拶と例文

皆様、本日はご多忙のなか、○○の初七日法要にご参列いただきまして誠にありがとうございました。おかげさまで、無事に法要を終えることができました。心より御礼申し上げます。

慣れぬことばかりで戸惑うことも多い中、皆様にはいろいろ励ましいただき、お世話になりました。本当にありがとうございました。

突然のことで、まだ心の整理ができておりませんが、故人に心配をかけぬよう一日も早く立ち直り、家族で力を合わせて生きていこうと思います。今後とも、私たち家族を何卒よろしくお願い申し上げます。

ささやかではございますが、別室にてお膳のをご用意させて頂きました。供養になりますので、生前の思い出など話しながら、ごゆっくりおくつろぎいただければ幸いです。皆様、本日はご参列頂きまして、本当にありがとうございました。

四十九日法要での喪主の挨拶と例文

法要前の挨拶と例文

本日は、皆様お忙しい中、お集まり下さいまして、誠にありがとうございます。
これより「◯◯(故人名)」の四十九日法要を執り行いたいと存じます。
ご住職、よろしくお願いいたします。

お斎の開始の挨拶と例文

本日は皆様ご多忙の中、「◯◯(関係性、故人名)」の四十九日法要にお集り頂きまして誠にありがとうございました。お陰様で「◯◯」の四十九日法要も無事に終えることができ、故人も安心していると思います。
今後とも、家族一同に変わらぬご支援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

つきましては、ささやかではございますが、別室にて心ばかりの会食の席をご用意させて頂きました。お忙しいとは存じますが、お時間の許される限り、故人の思い出など話しながら、ゆっくりとお過ごしいただければ幸いです。

本日は、誠にありがとうございます。

一周忌の喪主の挨拶と例文

一周忌とは、故人が亡くなってから満一年目の同日を指します。
お通夜・お葬式や追善法要に比べ、親族が主な参列者となりますが、親しかったご友人なども参列されるかもしれません。

最初の年忌法要となり、その後は三回忌まで空くので、大切なお客様に心のこもったご挨拶をしましょう。

一周忌法要開始時の挨拶と例文

本日は皆様お忙しい中お集まりいただき、誠にありがとうございます。
それでは、これより「(故人名、戒名)」の一周忌法要を始めさせて頂きます。
本日は、「(寺院名、ご住職名)」にお越し頂いております。それではご住職、よろしくお願いいたします。

一周忌法要終了後、お斎開始の挨拶と例文

本日は、皆様お忙しい中をお集りいただきましてありがとうございました。お陰様で「(故人名、戒名)」の一周忌法要を無事に終えることができ、故人も安心していることと存じます。
今後とも、家族ともども変わらぬご支援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
なお、簡単ではございますが、別室にてお膳をご用意いたしました。ご多忙の折とは存じますが、お時間の許す限り、故人を偲びつつおくつろぎいただけますと幸いです。重ね重ね、本日は誠にありがとうございました。

三回忌以降の喪主の挨拶と例文

三回忌以降となると、葬儀や四十九日法要、一回忌法要に比べると次第に悲しみも和らぎ、故人との良い思い出などを思い起こし、施主も参列者もより未来に目を向けていられることが多くなってきます。参列者も親しい親族のみとなるケースも多く、緊張せずに支えてくださっていることに対する感謝の意を挨拶に込めましょう。また、時間経過に伴う変化を言葉として織り込むのも良いでしょう。

例文をご紹介させていただきます。

例文1:
「父(関係性)が亡くなった時には、まだ○歳だった私ですが、今年、無事に就職することができました。皆様の暖かいご支援をたまわりましたお陰でございます。心より感謝申し上げます。」
例文2:
「父(関係性)のいないこの三年は、私ども家族にとって長い月日でしたが、皆様方もそれぞれに、三年の年月を重ねられておられます。どうぞ父の分まで、健康でお過ごしいただき、今後ともご支援賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。」

お斎(法事法要の食事)の際の献杯の挨拶

故人の◯◯(関係性)でございます。本日は皆様お忙しい中、お集まりいただきまして誠にありがとうございます。
お陰様で、法要もで無事に終えることができ、◯◯(関係性)も安心していることと存じます。
今日は、皆様と故人の思い出を語らいながら、冥福を祈りたいと思っております。
それでは、献杯のご唱和お願いいたします。献杯。

ありがとうございました。それではどうぞお食事をお召し上がり下さい。

お坊さんに渡すお布施金額を尋ねる際と渡す際の例文

法要に来てくれたお坊さんに対し、お布施をお渡しする際にも何と言っていいかわからない方も多いのではないでしょうか。また、お布施の金額相場は地域やお寺によっても異なりますので、わからない場合は率直に伺うのが良いでしょう。

以下に、お坊さんに対して失礼に当たらないように、お布施金額を尋ねる際と渡す際の例文を紹介します。

お布施金額を尋ねる際の例文

誠に恐れ入りますが、お布施の方の準備もございますので、いかほどご用意させていただけばよろしいかお聞かせ願えればと存じます。

お布施をお渡しする際の例文

ご多用のところ、大変ご丁寧なお勤めをたまわり、誠にありがとうございました。
お陰様で、無事に法要を執り行うことができました。こちらどうぞお納めください。

まとめ

法事・法要は、故人の冥福を祈ると同時に、残された親族や友人たちが、故人のぶんまで力を合わせて生きてゆくための儀式でもあります。
施主としては故人が安心できるよう、法事をつつがなく進行し、参列者の悲しみを癒やして帰っていただくまで気遣いが必要です。

本記事が、法事の際のご挨拶に迷わないようみちしるべになれば幸いです。

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