全国の葬儀、法事・法要にお坊さん(僧侶)を定額料金で手配

法事の服装

更新日
2017/10/06
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法事・法要の基礎知識

法事の際に着る服装について、迷う人も多いのではないでしょうか。葬儀と違って、準備する期間はあるものの、参列者やお坊さんなど周囲に失礼にならないように厳かな雰囲気に合った服装が必要です。男性、女性、子供のケースに分けて詳しくご解説します。

法事に出席する際の正しい服装

葬儀に参列する際の服装は知られていますが、法事・法要となると意外と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
法事に出席する際にも、やはり正しい服装があります。

葬儀に比べ、年忌法要となってくると略式でもいいケースもありますが、やはり正喪服を用意できればそれに越したことはありません。そのあたりについて詳しく見ていきましょう。

男性の服装

男性の服装は黒のスーツに黒いネクタイが基本

基本的には、法事・法要も葬儀と同じように黒いスーツに黒いネクタイ、ワイシャツは白がふさわしいです。ジャケットの場合は、シングル・ダブルは問いませんが、黒調の色を選びましょう。また、ベルトや靴も黒に統一しましょう。

男性のワイシャツでの注意点

ワイシャツは、シンプルな無地の白シャツを選びましょう。
素材は光沢のないブロードのもので、襟はレギュラーかワイドのものがふさわしいです。白の中でも、柄が入っていたり、特殊素材のものなどは避けたほうがいいでしょう。

女性の服装

女性の服装は黒のワンピースか黒いスーツ

女性の場合は、黒のワンピースか黒いスーツが無難です。三回忌以降の法事の場合は、準喪服である濃いグレーや濃紺などの地味な色目のものでも問題ないケースもありますが、これは「平服でお越しください」などと指定された場合と考えましょう。また、袖やスカート丈は短すぎないものを選ぶことも重要です。迷ったら、施主の方に確認するか、なるべく正喪服に近い黒の服装を用意しましょう。

女性のストッキングでの注意点

ストッキングを選ぶ際も、上着と同じく飾りのないシンプルな黒が望ましいです。特に夏などは暑いですが、素足では失礼にあたりますし、肌色などの薄い色のストッキングも好ましくありません。
三回忌以降の年忌法要では、少し柔軟に、ダークグレーなどでもいいケースもありますが、基本はやはり黒が無難であると言えます。

子供の服装

子供連れの場合、施主の方が「平服・普段着で」と言ってくださることもあります。しかし、やはり子供でもふさわしい服装で法事・法要へ行くべきでしょう。

幼稚園児・小学生までの子供の服装

女の子は黒や紺・ダークグレーの無地のワンピース等を着用し、インナーには、白いブラウスを着るようにしましょう。また、スカートは黒・紺・ダークグレーなどの暗めでモノトーンの色味のものを着用するようにします。下は、ズボン・パンツ類などのものよりスカートを着用する方が女の子らしくて良いでしょう。
一方、男の子は、黒・紺・グレーなどのブレザーに、インナーは白のワイシャツを着るようにしましょう。下は黒や紺のズボン等をはき、主張した色味のものは避け無難な色味にまとめるようにしましょう。
また、幼稚園や小学校で指定の制服がある場合は制服で出席すれば問題ありませんので、その場合、わざわざ購入する必要はありません。

中学生・高校生の法事での服装

中学生・高校生は、制服があれば制服で出席するのが基本です。しかし、制服のない学校や、まだ用意できていない等の理由で制服が使えない場合は以下を参考にしてください。
女子中学生・高校生は、上は白紺黒のブレザーで襟が付いたものかワンピース、下はスカートで、華美でなければ問題ないでしょう。一方、男子中高生は、紺か黒のズボンに白いワイシャツ、上着は黒か紺色のブレザーやジャケットを着用すれば問題ないでしょう。

大学生・専門学生の法事での服装

大学生・専門学生となると制服がないところがほとんどです。迷うのはリクルートスーツでいいのかどうか、という点かと思います。リクルートスーツは確かに黒ではあるのですが、やはり喪服の黒とは別物で、しきたりに厳しい家庭や親類の場合は避けたほうがいいでしょう。ただ、大学生であれば、成人式のためにスーツを購入されたり、友人の結婚式などに参加されるため礼服を購入される事もあると思います。
礼服や成人式に出席するときのための黒いスーツなどであれば問題ありませんので、そちらを着用して出席するようにしましょう。どちらも用意が無い場合、法事・法要や葬儀のためだけに喪服を購入する必要はありませんので、冠婚葬祭の場で着用できる礼服を一着購入しておくと、色々なフォーマルな場面で使えるので一着持っておくと良いでしょう。

乳幼児・赤ちゃんの場合の法事での服装

法事の場で、赤ちゃんの場合は、特に気にしなくて良いでしょう。慣れない場所で、さらに慣れない格好をさせると、よけいに泣き出してしまうかもしれませんし、周囲も理解してくれます。

その他の注意点

バッグ・小物における注意点

バッグについては女性の場合、黒のフォーマルバッグを用意しましょう。
金や銀の光り物のついていないものがふさわしいので、取り外せるものであれば取り外しておけば無難です。
また、サテン素材などで落ち着いた黒色のサブバッグも携帯するとなにかと便利でしょう。サブバッグも、カジュアルな素材や華美なものは避け、なるべくフォーマルバッグに合うものがふさわしいと言えます。

男性の場合は、基本的には小物は上着のポケットに入れて持ち歩き、バッグは持たないのが一般的です。また、女性の同行者がいる場合は女性のバッグに入れて持ってもらいましょう。
女性の同行者がおらず、バッグを持つ場合にはあまり大きくないセカンドバッグ等を選びましょう。素材や色に関しては女性と同じく、華美なものでなく黒で、素材はなるべく本皮は避けたほうが無難でしょう。

必要な小物としては、「袱紗(ふくさ)」と「数珠(念珠)」が挙げられます。お香典やお布施を包むための袱紗は、紫色のものであれば祝儀・不祝儀どちらにも使えるので一枚用意しておくと良いでしょう。
不祝儀用には、黒、灰色、紺色など寒色系のものがふさわしく、赤などは祝儀用でふさわしくありません。

数珠は、宗派によって異なりますが、一般的には略式数珠と呼ばれるものを用意しておけばたいていの場合は問題ありません。特殊な宗派などの場合、事前に施主の方やお寺様に問い合わせておけば確実です。

靴やくつ下で気をつけること

法事の際の靴は、男性はなるべく光沢のない黒い革靴が一般的です。殺生を禁じることから、本革の靴は避けるべきとされていましたが、昨今ではかなり緩和されています。厳格な場でしたら、合皮のほうがより良いでしょう。

女性であれば黒いパンプスが一般的です。
光る金具つきのものはなるべく避け、金具は黒など目立たない色のものを選びましょう。また、ヒールが高いものや、夏であってもつま先やかかとが露出したものもNGです。

靴下について男性は、服と合わせて黒が相応しいとされます。あまり短いものではなく、くるぶしは隠れるものにしましょう。一方、女性は黒のストッキング、子供もなるべく黒の靴下を選びましょう。

夏場の下着で気をつけること

男性の下着は、汗を吸収しやすく透けないような素材が好ましいでしょう。汗で下着が透けてしまうと見栄えもよくないので、インナーの色がわからないようにする程度は配慮が必要です。
色は白か薄いベージュ等で、襟の形はVネックがスタンダードでしょう。スーツパンツの下着に関しては、線が出ないようにだけ気をつけましょう。ボクサーパンツであれば無難と言えます。

女性は上着に合わせ、インナーも黒に統一しましょう。男性のように白や薄いベージュ等の色のインナーは、女性の場合、汗を吸収すると透けて下着や肌が見えてしまいますので、法事・法要などフォーマルな場では控えたほうが良いでしょう。

まとめ

法事・法要も、通夜・葬儀のように服装には一定のルール、マナーがあります。三回忌以降の年忌法要になれば多少は緩和されますが、それでも周囲に不快感を与えない配慮は必要です。

本記事が、つつがない法事・法要へのご参列の参考になれば幸いです。

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