全国の葬儀、法事・法要にお坊さん(僧侶)を定額料金で手配

1.御布施

普段の生活の中では、なかなか触れることがない「御布施」に関する情報を解説していきます。

僧侶に渡すお礼のことを御布施と言います。故人の冥福を祈る思いは決して金額で表すことのできないものですが、御布施の相場を知っておけば、いざと言う時に慌てずに行動が取れるはずです。

 1.御布施の一般的な相場と戒名

寺院に支払う戒名料が幾ら掛かるのかによって、葬儀に掛かる費用は随分と違ってきます。

現在では、御布施の中に御経料や戒名料が含まれているケースが大半のようです。

ここでは戒名の格、それに伴うお布施に包む金額の目安を説明致します。

戒名の格付け

以下に記した戒名は、一般的に用いられているものです。
日蓮宗においては「日」や「法」、女性には「妙」の文字が使われます。
また、浄土真宗では「釈」、女性には「釈尼」の文字が使われ、法名と呼びます。

主な男性の戒名
主な女性の戒名
ポイント

○○院殿□□□大居士

○○院殿□□□清大姉

最高位の戒名

○○□□□居士

○○□□□大姉

位が次に高い戒名

○○□□□信士

○○□□□信女

位が3番目に高い戒名

□□□居士

□□□大姉

特に信心深い者に与えられる称号

□□□信士

□□□信女

在家で仏道を収めた者に与えられる称号で、最も多い。

□□□童子

□□□童女

7~5歳児に与えられる戒名

□□□嬰児

□□□嬰女

乳幼児に与えられる戒名

 

お布施に包む金額の目安(東海地区)

以下に記載したのは、ごく一部の例です。地方や宗派によって違いがあります。
寺院と話し合い、ご遺族間でよく検討の上、決定しましょう。
現在では、御布施の中に御経料や戒名料が含まれた金額を提示する場合が大半です。
           単位:万円

主な男性の戒名
主な女性の戒名
真言宗
臨済宗
浄土宗
日蓮宗

○○院殿□□□大居士

○○院殿□□□清大姉

下記よりも更に上

下記よりも更に上

 

下記よりも更に上

○○□□□居士

○○□□□大姉

100~

100~

 

100~

○○□□□信士

○○□□□信女

80~

 

70~

 

□□□居士

□□□大姉

50~70

50~80

50~60

30~50

□□□信士

□□□信女

30~50

30~50

30~40

 

 

2.御布施の包み方と御布施の袋の書き方

僧侶や神職者、神父・牧師などへのお礼方法は、各宗教で違ってきます。

「御礼」という表書きは、宗教を問わず使用できます。

不祝儀袋を用いる際、蓮の模様が入った袋は仏式でしか利用できません。

御布施は、小さなおぼんに載せた状態で僧侶にお渡しします。直に手渡しや床に置くようなことは無礼です。

お寺、神社、教会へのお礼

以下に記載したのは、ごく一部の例です。宗派によって違いがあります。

項目
 仏式 
 神式 
キリスト教式
表書き

「御礼」「御布施」「読経料」「御回向料」など。

「御礼」「御祈祷料」「御祭祀料」「御榊料」「御神饌料」「玉串料」など。

教会宛としては「献金」「記念献金」「感謝献金」「ミサ御礼」「御ミサ料」など。
神父や牧師宛としては「御礼」。

表書きの墨

薄墨は使用せず、通常の墨を使用

のし

使用しません。

水引

半紙で中包みをし、さらに奉書紙を使って慶事の上包みを施すのが最も丁寧な形式とされますが、市販の白封筒でも結構です。

水引については、関東では白黒や双銀、関西では白黄が使われます。

無地の白い封筒に入れ、水引は用いません。

 

3.御布施と法事・法要(四十九日、納骨、一周忌、三回忌)

法要が終わったら、僧侶に御布施をお渡しします。

以下に、法事・法要の御布施について解説いたします。

納骨については、四十九日に合わせて実施されるのが一般的で、遅くとも三回忌までには行なうようにします。

法事・法要の御布施
(四十九日、一周忌、三回忌、七回忌など)

法要とは、逝去した人の供養を願って執り行なわれる仏教儀式です。特に節目となる重要なものとしては、四十九日や一周忌、三回忌、七回忌などがあります。こういった法要の際にも、僧侶にお礼をする必要があります。僧侶に対するお礼(現金)のことを御布施と呼びます。

僧侶が法要を終えた後にあるお斎に参加される場合であれば、御布施をお渡しするのはその後です。
詳細については以下で詳しく解説していきます。

いずれにせよ、御布施は僧侶が御帰りになる際にお礼を申し上げてお渡しするのが通例です。

・僧侶にお渡しするお礼の金額の目安については、以下の通りです。(平成19年12月現在)
__御布施(もしくは御経料)は、約30,000円。
__お車代は、5,000円~10,000円程度。
__御膳料は、5,000円~20,000円程度(会場や献立内容等により違ってきます)。
 ※実際の御布施の金額は、寺院に法要の依頼を行なう際に確認を取っておくと良いでしょう。

・御礼を包む袋の表書きについては、通常の墨を用います。薄墨は使用しません。
・半紙で中包みをし、さらに奉書紙を使って慶事の上包みを施すのが最も丁寧な形式とされますが、市販の白封筒でも結構です。郵便番号欄が印刷されていない、無地のものを使います。

会食の予定が無い場合

 

・列席頂いた方には、折詰のお弁当と日本酒が入った小瓶を用意し、返礼品と共にお渡しします。

・僧侶には、返礼品と折詰のお弁当、日本酒が入った小瓶の他「御布施(もしくは御経料)」と「お車代」をお渡しします。

会食(お齋)がある場合

僧侶が
食事を辞退した場合

・僧侶が会食を遠慮される場合には「御布施(もしくは御経料)」と「お車代」の他に「御膳料」も添えてお渡しします。

それと同時に、返礼品と酒の小瓶(場合により)もお渡しします。

僧侶が
会食に参加した場合

・僧侶が会食に参加される場合には「御布施(もしくは御経料)」と「お車代」をお渡しします。

それと同時に、返礼品と酒の小瓶(場合により)もお渡しします。

納骨・納骨式の御布施

[納骨法要]
忌明けとなる四十九日法要が終了後、墓地にて納骨法要を実施するケースが大半です。

納骨を終えたら、故人を偲んで会食を行なう事が多くあります。
納骨を四十九日に実施しない場合には、一周忌法要の際に併せて行なわれます。

[準備するもの]
納骨は、埋葬許可証がなければ実施できません。
市町村役場に死亡届を提出すると「火葬許可証」と「埋葬許可証」が発行されます。「埋葬許可証」は、納骨法要の際に忘れず持って行きましょう。

宗派によっては卒塔婆が必要となる場合もあります。菩提寺に確認を取っておきましょう。

上記以外にも、お線香やお花、香炉などを準備します。水桶については先方でお借りできる場合がほとんどです。

僧侶には「御布施」と「お車代」を御礼として準備します。
卒塔婆供養をして頂く際には「御塔婆供養料」も必要となります。
僧侶が法要後に行なわれるお斎を遠慮された場合には「御膳料」もお渡しします。

・おおよその金額の目安について(平成19年12月現在)
__御布施もしくは御経料は、約30,000円。
__お車代は、5,000円~10,000円程度。
__御膳料は、5,000円~20,000円程度。
  卒塔婆代については、寺院にお問い合わせください。1本あたり3,000円程度が相場のようです。
※法事と納骨を一緒に執り行なう場合、寺院によっては別途費用が掛かるケースも見受けられます。
寺院に依頼をする時に、御布施の金額についても確認を取っておかれることをお勧めいたします。

 
納骨
項目
内容説明
1. 僧侶による読経

・四十九日法要で僧侶の読経及び焼香を終えた後、お墓へと場所を移します。

・雑草を抜いて墓石を浄めるなど、お墓とその周りを掃除します。
・お花を挿し、お供え物を手向けます。

・僧侶から読経が行なわれます。

2. 参列者による焼香

・遺族は故人との関係が深い順番に焼香を行なっていきます。

3. 納骨

・納骨室の入り口の石が開けられ、施主が納骨します。

4. 僧侶による読経

・ここで、もう一度僧侶から読経が行なわれます。

5. 参列者による焼香

・参列者一同、再び焼香を行なっていきます。

6. 会食

・行なわない場合もあります。

※僧侶が御帰りになる際、お礼を申し上げて御布施をお渡しします。
法要が無事に終わったら、僧侶に対してお礼を差し上げる必要があります。このお礼(現金)のことを御布施と呼びます。

お斎と呼ばれる法要後の会食に僧侶が出席される場合には、それが終わってから御布施をお渡しします。

 

お布施

お斎(会食)を行なわない場合

 

・返礼品とは別に折詰のお弁当と日本酒が入った小瓶を用意し、列席者にお渡しします。

・僧侶に対しては、上記に加え「御布施(もしくは御経料)」と「お車代」をお渡しします。

お斎(会食)を行なう場合

僧侶が
お斎を遠慮した場合

・僧侶がお斎を遠慮された場合には「御布施(もしくは御経料)」と「お車代」に「御膳料」を添えて差し上げます。
上記の他、返礼品もお渡しします(日本酒が入った小瓶も場合によってはお渡しします)。

僧侶が
お斎に出席した場合

・僧侶がお斎に出席された場合には「御布施(もしくは御経料)」と「お車代」のみをお渡しします。
上記の他、返礼品もお渡しします(日本酒が入った小瓶も場合によってはお渡しします)。

 

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