全国の葬儀、法事・法要にお坊さん(僧侶)を定額のお布施で手配

3.法要の流れと服装

仏教における法事・法要の流れについて解説します。

[法事の服装 遺族の方]

・三回忌までは、原則的に遺族の服装は喪服になります。

七回忌を過ぎれば略式喪服、あるいは黒やグレーなどの服装で結構です。

[法事の服装 参列者の方]

・参列者については、初七日から四十九日までの期間は略式喪服、一周忌以降の年忌法要に関しては略式礼装または黒やグレーなどの服を着用します。

七回忌を過ぎれば、地味なものなら平服で結構です。

[法事の準備とその流れ 遺族の方]

・遺族の方は下記に詳細をまとめた、①法事の準備。②法事の流れ。

これらを把握しておく必要があります。中でも「①の6.返礼品(引き出物)の手配」はしっかりと目を通しておきましょう。

 

①法事の準備

①  法事・法要の準備(遺族)

日取りを決定し、寺院や返礼品、食事(お斎)の手筈を整えます。

項目
準備するもの
1.日程を決める

・百か日以前の追悼法要については、逝去した日を1日目として数えるのが通例です。
なお、一周忌のみ満1年目に営まれますが、その後の年忌法要は「亡くなってからの年数-(マイナス)1年」と数えて実施されます。つまり、三回忌は満二年、七回忌は満六年ということです。

・法事・法要が平日に当たる場合には、直前の土曜日もしくは日曜日にずらすのが通例です。

2.場所を決める

・自宅、寺院、会場など、どういった場所で営むのかを決定します。

・読経を行なう会場と、法事終了後に食事をする会場とを別にするケースもあります。

・お祝いの意味がある伊勢海老や鯛といった食材は避けるべきですから、料理を手配する時には法事で利用する旨を伝えておきましょう。

3.料理の手配をする
4.寺院への連絡

・会場と日取りが定まったら、迅速に菩提寺へ連絡を入れます。
・先祖代々の墓がある寺院のことを菩提寺と言います。菩提寺がない場合には、葬儀でお世話になった寺院にお願いするのがスムーズです。

5.案内状の手配

・親族のみで実施する場合ならば電話連絡でも可です。

・ビジネス関係などで営む場合には、往復はがき、もしくは返信用のはがきを入れた封書などで案内状を送付し、出欠を伺います。

6.返礼品の手配
(引出物)

・法事の返礼品における熨斗の水引は、黒白あるいは双銀の結び切りを用います。
・返礼品の品物としては、生活実用品や食品など形が残らない消耗品を選びます。遠くより足を運ばれる方もいらっしゃいますから、重くてかさ張るものは避けましょう。現在ではカタログギフトの利用も多くなっています。不祝儀専用のカタログを揃える店舗も見受けられます。予算的には2,000円から5,000円ほどが相場です。

・返礼品における熨斗の表書きは「祖供養」「志」、黒白もしくは双銀の結び切りを使うのが通例です。

・法事終了後、会食(お斎)を行なわない場合には、折詰のお弁当と日本酒の小瓶を手配し、返礼品と共に参列者へお渡しします。

7.お布施などを用意しておく

・僧侶にはお礼を用意しますが、法要後の会食(お斎)に同席頂ける場合にお渡しするのは「御布施(または御経料)」と「お車代」です。
一方、会食を遠慮されるようであれば「御布施(または御経料)」と「お車代」の他に「御膳料」も添えてお渡しします。

・法事における御布施の金額相場
・金額の目安は以下の通りです(平成19年12月現在)
__御布施(または御経料)は、約30,000円。
__お車代は、5,000円~10,000円程度。
__御膳料は、5,000円~20,000万円程度。

・御布施の表書きに用いる墨について
御布施を入れる封筒の表書きには、薄墨ではなく通常の濃い墨を用います。
半紙で中包みをし、さらに奉書紙を使って慶事の上包みを施すのが最も丁寧な形式とされますが、市販の白封筒でも結構です。郵便番号欄が印刷されていない、無地の封筒を使いましょう。
封筒を直接渡すのではなく、小さな「おぼん」に載せた状態で僧侶に差し出します。「おぼん」も忘れず準備しましょう。

・御布施に包むお金について
法事・法要の際、御布施に用いるお札は新札でも古いお札でもどちらでも失礼には当たりません。ただし、汚れが付いているお札は避けましょう。

8.墓石、墓地

法事と納骨を同時に行なうケースもあります。寺院や墓地、石材店などの手配だけでなく、スケジュールについても確認をとっておくと良いでしょう。

 

  ②  法事の流れ

②   法事・法要の流れ(遺族)

法事・法要の流れに決まった型はありませんが、典型的な例について解説していきます。

項目

 仏式の法事・法要の作法など

1.僧侶入場

お仏前に僧侶が座る場所を用意しておきます。
遺族は、故人との関係が深い人ほど前の方に座ります。お仏前中央にあたる僧侶の真後ろには、施主が着席します。
僧侶が来たら、お仏前の中央にお招きします。

2.施主の挨拶

[施主の挨拶例]
「本日は、ご多用のところご列席くださいまして、誠にありがとうございます。それでは、これより○○○○(戒名)の○○回忌(○○日)の法要を執り行ないたいと思います。
(僧侶に顔を向けて) それでは、よろしくお願いします。」
開始の挨拶は、上記のように簡潔に行ないます。

3.僧侶の読経

 

4.焼香

施主から始め、前の方に座っている方から順に焼香を行ないます。

5.法話

 

6.僧侶退場

僧侶が退場される際に「御布施」と「お車代」と「御膳料」をお渡しします。但し、法要後の会食(お斎)に僧侶が同席される場合には、ここでの退場はなく「御膳料」は必要ありません。「御布施」と「お車代」を包んで会食(お斎)後にお渡しします。

7.墓参り

墓地が遠方であれば、行ないません。

8.施主の挨拶

[施主の挨拶例]
「本日は、ご多用のところご列席頂き、誠にありがとうございました。父の一周忌の法要に、このような多くの方々にお越し頂いて、故人もきっと喜んでいることと思います。
皆様方には今後も故人同様お付き合い頂き、ご支援の程よろしくお願い申し上げます。
心ばかりではございますが、別室にてお膳をご用意させて頂きました。お時間が許します限り、ごゆっくりくつろいでいらして下さい。本日は誠にありがとうございました。

 

[法事の準備とその流れ 参列者の方]

参列者は、葬儀における香典と同じ意味を持つ「御供物料」を持っていきます。

またその他のくわしい内容は下記をご参照ください。

 

法事・法要に呼ばれたら(参列者)

案内状が届いたら、可能な限り時間をとって参列します。
万が一、どうしても時間がとれない時には、詫び状と共に御供物料、もしくはお花や果物といったお供え物をお贈りしましょう。

項目
 仏式 
 神式 
キリスト教式

参列者については、初七日から四十九日までの期間は略式喪服、一周忌以降の年忌法要に関しては略式礼装または黒やグレーなどの服を着用します。七回忌を過ぎれば、地味なものなら平服で結構です。

熨斗袋の表書き

御供物料は、宗教を問わず使用できます。
仏式特有の表現としては「お仏前」や「御香料」といったものがあります。
※「御仏前」は、浄土真宗のみ四十九日前でも使えます。浄土真宗を除く他の宗派の場合、四十九日前には「御霊前」と書きます。
四十九日を過ぎたら宗派に関係なく「御仏前」となります。

御供物料は宗教を問わず使用できます。
神式特有の表現としては、

「御玉串料」や「御神前料」「御神撰料」といったものがあります。

御供物料は宗教を問わず使用できます。
キリスト教式特有の表現としては「お花料」があります。

金額の目安

主な相場としては、5,000円~10,000円程度が一般的のようです。
僧侶の読経を終えた後、会食(お斎)が振る舞われる場合があるため、それを考慮した金額を用意します。

水引

四十九日が明けるまでは黒白の水引を用います。
忌が明けたら、黄白の水引を用います。
三十三回忌、五十回忌の際には、紅白の水引を用います。

双銀の水引を使います。

白い封筒にお花料を納め、水引は使用しません。

 

 
 
 
 
 
 
 
↑ページの先頭に戻る