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6.忌明けの挨拶状

6.忌明けの挨拶状

忌明けの頃、つまり四十九日法要が終わる頃に出す挨拶状を「忌明けの挨拶状」と呼びます。無事に忌が明けたことを報告すると同時に、お礼を伝えるためのものです。


もちろん、葬儀に列席して頂いた方に対しては、別途「お礼状(会葬礼状)」を迅速に出さなければなりませんし、香典やお供物を頂いた方に対しても、別途「お返し(香典返し)」をします。最近の傾向として、お礼状(会葬礼状)については葬儀の際にお渡しするのが通例となっていますが、お返し(香典返し)については、忌明けの挨拶状を添えてお送りするのが一般的です。

ここでは、忌明け、及び忌明けの挨拶状(文例)について、解説していきます。

▼1.忌明けの時期

忌明けとは

仏教では、逝去してから四十九日の間を「中陰」と言います。

中陰の間は、閻魔大王による裁きが七日おきに実施され、極楽浄土へ旅立てるか否かの判定が下されるのが四十九日目にあたり、この日が忌明けになります。

遺族は、七日おきの裁きに合わせて法要を営み、故人の冥福を祈ります。

忌明けに際し遺族が行うこと

葬儀の時、香典やお供物などを頂いた方に対しては、そのお礼として香典返しを用意します。
香典返しは、四十九日法要が終わる頃に合わせて、忌明けの挨拶状を添えてお送りするのが一般的です。
なお、キリスト教の場合は亡くなられてから1ヶ月後の追悼ミサ(プロテスタントの場合は昇天記念日)の頃、そして神式の場合は五十日際の頃が、いわゆる香典返しの時期に相当すると考えて良いでしょう。

香典には、葬儀から忌明けの期間、急にお金を出費することになった喪家を経済的に助ける意味があります。ですから、一家の大黒柱が亡くなった場合や、両親が亡くなって子どもだけが残された場合などは、香典返しをしなくて良いと考えられています。但し、そういった場合であってもお礼状は必ずお送りし「頂いたお香典は子ども達のために役立たせて頂きます」などと一言添えるのがマナーです。

忌明けまでの間、お祭りや結婚式などおめでたい行事への参加は控えると共に、神社への参拝も行ないません。また、親族で結婚式の予定がある場合には、延期します。
(地域や宗派によっても考え方が異なりますが、神社の参拝については、お宮参りや七五三など「一定の時期に行なわれる、子どもの成長を願う行事」は例外的とする考え方もあります。詳細については地域の寺院や神社、もしくは年配者にご相談下さい)

忌明けと喪明けとは異なる

近親者を亡くした場合、一定の期間身を慎んで派手な行動を避けることを「喪に服す」と言います。

喪に服す期間が明ける「喪明け」と、閻魔大王の裁きを終えて一区切りついた「忌明け」とでは、意味が異なります。この2つは言葉が似ていても全く違うものなのです。

 

※喪中ハガキのページもご参照下さい。

忌明けと喪明け

●近親者を亡くした人が一定期間「喪」に服する習慣があり、この時期が明けることを「忌明け」と言います。

●故人との関係により、期間が異なります。

故人との間柄

喪の期間

両親

13か月

13か月

90日

息子

90日

30日

●上記はあくまでも一般的なものです。地域や宗教により異なる他、仕事などの都合によっても変わってきます。参考程度にしてください。

◎はみだし知識

……喪に服す親族の範囲や、喪に服す期間について、最初に言及されたのは徳川綱吉時代の「服忌令」だと言われています。明治の時代になるまで改訂を繰り返したこの「服忌令」ですが、「服喪=喪に服す」という考え方として現在の世の中にも浸透しています。

「生類憐みの令」で知られる徳川綱吉。彼は、人間をも含めた「生き物」全般に対する考え方を最初に示した人とも言えるでしょう。

 

▼2.亡くなってからの日数の数え方

百か日以前の追悼法要については、亡くなった日を1日目とします。

一周忌のみ満一年目に営まれますが、それ以後の1年ごとの年忌法要については「年数-(マイナス)1年」と数えて実施されます。数え方の一覧は、「2.亡くなってからの日数の数え方(仏式)」のページをご参照ください。

 

▼3.香典返しに添えるお礼状(忌明けの挨拶状)

故人の友人などに対し、遺族が忌明けを知らせると同時に葬儀に列席頂いたことへの感謝、及び故人が生前お世話になったことのお礼を伝える書状を「忌明けの挨拶状」と言います。

忌明けの挨拶状は、香典返しと共に送るのが通例であり、その時期は四十九日が明けた頃とされています。

仏教では、逝去してから四十九日の間を「中陰」と言います。

中陰の間は、閻魔大王による裁きが七日おきに実施され、極楽浄土へ旅立てるか否かの判定が下されるのが四十九日目にあたり、この日が忌明けとなります。

遺族は、忌明けの時期に「忌明け法要(四十九日法要)」を営み、無事に忌が明けたということを親族や故人の友人、ご近所の方々などに知らせ、お世話になったお礼の気持ちを表します。

 

厳密に言えば、そういったお礼は先方に直接足を運び、お目にかかった上でお伝えするべきですが、今の世の中においてはそれが難しいため、香典返しに忌明けの挨拶状を添えてお送りするということなのです。

忌明けの挨拶状においては、「、」や「。」といった句読点は用いないというルールがあります。その理由として、以下の3つの説が挙げられます。

1.その昔、書状は毛筆で書かれるものでした。近世に入るまで毛筆による書状には句読点を付けていなかったため、それが「お礼状・挨拶状における正式なルール」として現在にも伝わっているという説。

2.葬儀や法事が「滞りなく流れること」を願う意味、あるいは「問題なく終えることができた」ということを示すため、文章が途切れる句読点は付けないという説。忌明けの挨拶状に限らず、冠婚葬祭に関する案内状や挨拶状についても、このような考えから句読点は用いられません。

3.句読点は、そもそも読み手が読みやすいようにという配慮から用いられるものです。したがって、句読点を付けた書状をお送りするのは、読む能力が十分にある先方にとってむしろ失礼なことであるという考え方。つまり、先方に敬意を払うという意味で敢えて句読点を付けないという説。

 

それでは、忌明けの挨拶状について、典型的な文例を取り上げて解説していきます。

なお、忌明けの挨拶状には、はがきに印刷したものと、カードに印刷したものがあり、会社宛に送る場合にはカード(単カードもしくは二つ折りカード)に印刷し、封筒に入れるのが通例です。

「奉書封筒」を用いれば、さらに丁寧な形式となります。

※参考ページ「香典返し」

(1)忌明けの挨拶状(仏式)の例文、文例…香典返しと一緒に送る場合

※ページ構成の都合上で横書きになっていますが、縦書きで書くのが通常です。

拝啓
このたびは 亡祖父 ○○○○(故人の氏名)儀 葬儀に際しまして
ご多忙の中にもご鄭重なるご厚志を賜り心より厚くお礼申し上げます
葬儀の際は取り込み中にて万事不行届きにて申し訳なく存じております
お蔭をもちまして○月○日に四十九日の法要を滞りなく相営み忌明け致しました
つきましては供養のしるしに心ばかりの品をお送りいたしますのでご受納いただければ幸いです
茲に生前のご厚情に感謝申し上げますとともに 今後も変わらぬご指導ご厚誼を賜りますようお願い申し上げます
本来であれば拝眉の上御礼申し上げるのが本意ではございますが 略儀ながら書中をもちましてお礼かたがたご挨拶とさせていただきます

     敬具    

 平成××年××月××日

〒□□□-□□□□□ 住所
喪主○○○○(氏名)
親族一同

[全体の流れ]

故人の名前……「故 ○○○○儀」の他にも「亡父○○○○儀」「弊社社長 故 ○○○○儀」「弊社 代表取締役社長 故 ○○○○」などの書き方があります。

感謝の言葉……わざわざ時間を割いて参列して頂いたこと、香典を頂いたことへの感謝の気持ちを記します。

お礼状はあくまでも略儀……本来ならば実際に出向いて顔を会わせてお礼を伝えなければならないところを書面での挨拶となってしまった旨を記します。

(この例文に用いられている用語「拝眉(はいび)」……お会いすることを遜って言う言葉。「お目にかかる」の意。 )

差出人……社葬の場合には、葬儀委員長を筆頭とし、次に喪主、その後に親族の氏名が続きます。

その他……季節の挨拶文は必要ありません。忌明けの挨拶状には、はがきに印刷したものと、カードに印刷したものがあり、会社宛に送る場合にはカード(単カードもしくは二つ折りカード)に印刷し、封筒に入れるのが通例です。「奉書封筒」を用いれば、さらに丁寧な形式となります。

 

(2)忌明けの挨拶状(仏式)の例文、文例…戒名を入れた文例

※ページ構成の都合上で横書きになっていますが、縦書きで書くのが通常です。

拝啓 時下益々御清祥のこととお慶び申し上げます
先般 亡祖父 ○○○○(故人の氏名)儀 永眠の際はご鄭重なる御厚志を賜り有難く厚くお礼申し上げます
お蔭をもちまして本日
  ○○院○○○○居士
四十九日忌法要を相営みました
つきましては供養のしるしに心ばかりの品をお送りいたしますのでご受納いただければ幸いです

早速拝趨の上お礼申し上げるのが本意ではございますが略儀ながら書中をもちましてお礼かたがたご挨拶とさせていただきます

     敬具    

 平成××年××月××日

〒□□□-□□□□□ 住所
施主○○○○(氏名)
親族一同

[全体の流れ]

書き出し……「拝啓 時下益々御清祥のこととお慶び申し上げます」の部分は無くても構いません。もしくは、頭語である「拝啓」と結語である「敬具」のみをセットで用いる方法もあります。

故人の名前……「故 ○○○○儀」の他にも「亡父 ○○○○儀」「弊社社長 故 ○○○○儀」「弊社 代表取締役社長 故 ○○○○儀」などがあります。

故人の戒名……「○○院○○居士」が戒名です。

感謝の言葉……わざわざ時間を割いて参列して頂いたこと、香典を頂いたことへの感謝の気持ちを記します。

お礼状はあくまでも略儀……本来ならば実際に出向いて顔を会わせてお礼を伝えなければならないところを書面での挨拶となってしまった旨を記します。

(この例文に用いられている用語「拝趨(はいすう)」……出向くという意味を遜って言う言葉。「お伺いする」の意。)

差出人……社葬の場合には、葬儀委員長を筆頭とし、次に喪主、その後に親族の氏名が続きます。

その他……季節の挨拶文は必要ありません。忌明けの挨拶状には、はがきに印刷したものと、カードに印刷したものがあり、会社宛に送る場合にはカード(単カードもしくは二つ折りカード)に印刷し、封筒に入れるのが通例です。「奉書封筒」を用いれば、さらに丁寧な形式となります。

 

(3)忌明けの挨拶状(神式)の例文、文例…お返しと一緒に送る場合の文例

※ページ構成の都合上で横書きになっていますが、縦書きで書くのが通常です。

拝啓 時下益々御清祥のこととお慶び申し上げます
先般 亡祖父 ○○○○(故人の氏名)儀 永眠の際はご鄭重なる御厚志を賜り有難く厚くお礼申し上げます
お蔭をもちまして五十日祭も滞り無く相済みました
つきましては供養のしるしに心ばかりの品をお送りいたしますのでご受納いただければ幸いです

早速拝趨の上お礼申し上げるのが本意ではございますが略儀ながら書中をもちましてお礼かたがたご挨拶とさせていただきます

     敬具    

 平成××年××月××日

〒□□□-□□□□□ 住所
喪主○○○○(氏名)  
親族一同

[全体の流れ]

書き出し……「拝啓 時下益々御清祥のこととお慶び申し上げます」の部分は無くても構いません。もしくは、頭語である「拝啓」と結語である「敬具」のみをセットで用いる方法もあります。

故人の名前……「故 ○○○○儀」の他にも「亡父 ○○○○儀」「弊社社長 故 ○○○○儀」「弊社 代表取締役社長 故 ○○○○儀」などがあります。

祭五十日……神式においては、亡くなられてから10日目に十日祭、50日目に五十日祭が執り行なわれます。忌明けとなるのは五十日祭以降で、神職や奏楽隊などを招いて盛大な儀式が開かれます。

感謝の言葉……わざわざ時間を割いて参列して頂いたこと、御神前や玉串料を頂いたことへの感謝の気持ちを記します。

お礼状はあくまでも略儀……本来ならば実際に出向いて顔を会わせてお礼を伝えなければならないところを書面での挨拶となってしまった旨を記します。

(この例文に用いられている用語「拝趨(はいすう)」……出向くという意味を遜って言う言葉。「お伺いする」の意。)

差出人……社葬の場合には、葬儀委員長を筆頭とし、次に喪主、その後に親族の氏名が続きます。

その他……季節の挨拶文は必要ありません。忌明けの挨拶状には、はがきに印刷したものと、カードに印刷したものがあり、会社宛に送る場合にはカード(単カードもしくは二つ折りカード)に印刷し、封筒に入れるのが通例です。「奉書封筒」を用いれば、さらに丁寧な形式となります。

(4)召天の挨拶状(キリスト教式・プロテスタント)の例文、文例

※ページ構成の都合上で横書きになっていますが、縦書きで書くのが通常です。

拝啓 時下益々御清祥のこととお慶び申し上げます
先般 亡祖父 ○○○○(故人の氏名)儀 召天の際はご鄭重なる御厚志を賜り有難く厚くお礼申し上げます
お蔭をもちまして召天記念会も滞り無く相済みました
つきましては偲草のしるしとして心ばかりの品をお送りいたしますのでご受納いただければ幸いです

早速拝趨の上お礼申し上げるのが本意ではございますが略儀ながら書中をもちましてお礼かたがたご挨拶とさせていただきます

 

 

 

 

敬具

     敬具    

 平成××年××月××日

〒□□□-□□□□□ 住所
施主○○○○(氏名)
親族一同

[全体の流れ]

書き出し……「拝啓 時下益々御清祥のこととお慶び申し上げます」の部分は無くても構いません。もしくは、頭語である「拝啓」と結語である「敬具」のみをセットで用いる方法もあります。

故人の名前……「故 ○○○○儀」の他にも「亡父 ○○○○儀」「弊社社長 故 ○○○○儀」「弊社 代表取締役社長 故 ○○○○儀」などがあります。

召天記念日……キリスト教(プロテスタント)式においては、亡くなられてから1ヶ月後に召天記念日が執り行なわれます。親族の他、友人や知人も列席し、牧師の祈りが捧げられ、聖歌を斉唱する儀式です。この後、茶話会などが開かれます。

感謝の言葉……わざわざ時間を割いて参列して頂いたこと、献花料などを頂いたことへの感謝の気持ちを記します。他の文例を以下に記載します。

「故 ○○○○儀 永眠の際は、お心のこもったお言葉ならびにお花料まで頂き、誠に有り難く厚く御礼申し上げます。」

お礼状はあくまでも略儀……本来ならば実際に出向いて顔を会わせてお礼を伝えなければならないところを書面での挨拶となってしまった旨を記します。

(この例文に用いられている用語「拝趨(はいすう)」……出向くという意味を遜って言う言葉。「お伺いする」の意。)

その他……季節の挨拶文は必要ありません。忌明けの挨拶状には、はがきに印刷したものと、カードに印刷したものがあり、会社宛に送る場合にはカード(単カードもしくは二つ折りカード)に印刷し、封筒に入れるのが通例です。「奉書封筒」を用いれば、さらに丁寧な形式となります。

 

(5)追悼のお礼、挨拶状(キリスト教式・カトリック)の文例

※ページ構成の都合上で横書きになっていますが、縦書きで書くのが通常です。

拝啓 時下益々御清祥のこととお慶び申し上げます
先般 亡祖父 ○○○○儀 召天の際はご鄭重なる御厚志を賜り有難く厚くお礼申し上げます
お蔭をもちまして追悼ミサも滞り無く相済みました
つきましては偲草のしるしとして心ばかりの品をお送りいたしますのでご受納いただければ幸いです

早速拝趨の上お礼申し上げるのが本意ではございますが略儀ながら書中をもちましてお礼かたがたご挨拶とさせていただきます

      敬具    

 平成××年××月××日

〒□□□-□□□□ 住所
喪主○○○○(氏名)
親族一同

[全体の流れ]

書き出し……「拝啓 時下益々御清祥のこととお慶び申し上げます」の部分は無くても構いません。もしくは、頭語である「拝啓」と結語である「敬具」のみをセットで用いる方法もあります。

故人の名前……「故 ○○○○儀」の他にも「亡父 ○○○○儀」「弊社社長 故 ○○○○儀」「弊社 代表取締役社長 故 ○○○○儀」などがあります。

追悼ミサ……キリスト教(カトリック)式においては、亡くなられてから30日目に追悼ミサが執り行なわれます。親族の他、友人や知人も列席し、牧師の祈りが捧げられ、聖歌を斉唱する儀式です。この後、茶話会などが開かれます。

感謝の言葉……わざわざ時間を割いて参列して頂いたこと、献花料などを頂いたことへの感謝の気持ちを記します。他の文例を以下に記載します。

「故 ○○○○儀 永眠の際は、お心のこもったお言葉ならびにお花料まで頂き、誠に有り難く厚く御礼申し上げます。」

お礼状はあくまでも略儀……本来ならば実際に出向いて顔を会わせてお礼を伝えなければならないところを書面での挨拶となってしまった旨を記します。

(この例文に用いられている用語「拝趨(はいすう)」……出向くという意味を遜って言う言葉。「お伺いする」の意。)

その他……季節の挨拶文は必要ありません。

 

(6)忌明けの挨拶状(お返しは慈善団体に寄付した場合)の例文

※ページ構成の都合上で横書きになっていますが、縦書きで書くのが通常です。

拝啓 時下益々御清祥のこととお慶び申し上げます
先般 亡祖父 ○○○○儀 永眠の際はご多用中にもかかわらずわざわざご会葬を賜りその上ご鄭重なる御厚志を賜り有難く厚くお礼申し上げます
お蔭をもちまして本日四十九日の法要を滞りなく相済ませました
早速拝趨の上お礼申し上げるのが本意ではございますが 略儀ながら書中を持ちましてご挨拶申し上げます

なお、満中陰忌明けに際し故人の遺志により○○○○○○○へ御芳志の一部を寄贈し供養に代えさせていただきましたのでご諒承賜りますようお願い申し上げます

     敬具    

 平成××年××月××日

〒□□□-□□□□□ 住所
喪主   ○○○○(氏名)

親族一同

[全体の流れ]

書き出し……「拝啓 時下益々御清祥のこととお慶び申し上げます」の部分は無くても構いません。もしくは、頭語である「拝啓」と結語である「敬具」のみをセットで用いる方法もあります。

故人の名前……「故 ○○○○儀」の他にも「亡父 ○○○○儀」「弊社社長 故 ○○○○儀」「弊社 代表取締役社長 故 ○○○○儀」などがあります。

故人の戒名……「○○院○○居士」が戒名です。

感謝の言葉……わざわざ時間を割いて参列して頂いたこと、香典を頂いたことへの感謝の気持ちを記します。

お礼状はあくまでも略儀……本来ならば実際に出向いて顔を会わせてお礼を伝えなければならないところを書面での挨拶となってしまった旨を記します。

(この例文に用いられている用語「拝趨(はいすう)」……出向くという意味を遜って言う言葉。「お伺いする」の意。)

差出人……社葬の場合には、葬儀委員長を筆頭とし、次に喪主、その後に親族の氏名が続きます。

その他……満中陰とは、四十九日を意味する言葉です。四十九日という単語が先述されているため、こちらの言葉に言い換えています。

 

▼4.忌明けの挨拶状のレイアウト例

忌明けの挨拶状は、巻紙奉書紙と呼ばれる和紙に手書きもしくは印刷をすると、さらに丁寧な形になります。

また「、」や「。」といった句読点は使用しません。

ここでは、忌明けの挨拶状のレイアウト例について解説していきます。

 

[全体の流れ]

故人の名前……「故 ○○○○儀」の他にも「亡父○○○○儀」「弊社社長 故 ○○○○儀」「弊社 代表取締役社長 故 ○○○○」などの書き方があります。

感謝の言葉……わざわざ時間を割いて参列して頂いたこと、香典を頂いたことへの感謝の気持ちを記します。

お礼状はあくまでも略儀……本来ならば実際に出向いて顔を会わせてお礼を伝えなければならないところを書面での挨拶となってしまった旨を記します。

(この例文に用いられている用語「拝眉(はいび)」……お会いすることを遜って言う言葉。「お目にかかる」の意。 )

差出人……社葬の場合には、葬儀委員長を筆頭とし、次に喪主、その後に親族の氏名が続きます。

その他……季節の挨拶文は必要ありません。頭語(拝啓)と結語(敬具)についても、どちらでも構いません。ただ、入れる場合には必ず両方使い、入れない場合には両方省きます。(どちらか一つだけという使い方はしません)「四十九日の法要」は「満中陰の法要」にしても良いでしょう。

 

▼5.奉書封筒

忌明けの挨拶状は、巻紙奉書紙と呼ばれる和紙に手書きもしくは印刷をすると、さらに丁寧な形になります。不祝儀に用いる封筒については「不幸が重なる」という意味合いがある二重封筒は避けます。

奉書とは、楮(コウゾ)から出来た質の高い和紙のことです。

奉書封筒に忌明けの挨拶状を封入した後は「挨拶状」と表書きします。必ず中央に縦書きで記しましょう。

施主の住所と氏名を裏面に記載すれば、完成です。

 

 

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