全国の葬儀、法事・法要にお坊さん(僧侶)を定額料金で手配

お布施の作法と金額の目安について

更新日
2017/10/06
カテゴリ
法事・法要の基礎知識

普段の生活の中では、なかなか触れることがない「お布施」に関する情報を解説していきます。

お布施とは?

お坊さんに渡すお礼のことを「お布施」と言います。故人の冥福を祈る思いは決して金額で表すことのできないものですが、お布施の相場を知っておけば、いざと言う時に慌てずに行動が取れるようになります。

お布施の一般的な金額相場と戒名

お寺に支払うお布施にいくら要するのかによって、葬儀や法要にかかる費用は大きく変わってきます。お布施と一言でいっても、中には戒名料が含まれているケースや読経料のみのケースもあります。ここでは、戒名の格やお布施として包む金額の目安をわかりやすく解説いたします。

戒名の格付け

下記に記した戒名は、一般的に用いられている主なものになります。日蓮宗においては「日」や「法」、女性には「妙」の文字が使われます。また、浄土真宗では「釋」、女性には「釋尼」の文字が使われ、法名と呼びます。

主な男性の戒名主な女性の戒名ポイント

○○院殿□□□大居士

○○院殿□□□清大姉

最高位の戒名

○○□□□居士

○○□□□大姉

位が次に高い戒名

○○□□□信士

○○□□□信女

位が3番目に高い戒名

□□□居士

□□□大姉

特に信心深い者に与えられる称号

□□□信士

□□□信女

在家で仏道を収めた者に与えられる称号で、最も多い。

□□□童子

□□□童女

7~5歳児に与えられる戒名

□□□嬰児

□□□嬰女

乳幼児に与えられる戒名

法事・法要の、お布施に包む金額の目安・相場

法事・法要が終わったら、お坊さんにお布施をお渡しします。お坊さんにお渡しするお礼の金額の目安・相場については、以下の通りです(平成19年12月現在)。

  • お布施:約30,000円。
  • お車代:5,000円~10,000円程度。
  • 御膳料:5,000円~20,000円程度(会場や献立内容等により違ってきます)。

※実際の、お布施の金額は、お寺に法要の依頼を行なう際に確認を取っておくと良いでしょう。

東海地方の場合

以下に記載したのは、ごく一部の例です。地方や宗派によって違いがあります。お寺と話し合い、ご遺族間でよく検討の上、決めるようにしましょう。現在では、お布施の中に読経料や戒名料が含まれた金額を提示する場合が大半です。

戒名真言宗臨済宗浄土宗日蓮宗
院殿大居士・院殿清大姉下記よりも更に上下記よりも更に上下記よりも更に上
院居士・院大姉100万円~100万円~100万円~
院信士・院信女80万円~70万円~
居士・大姉50万円~70万円50万円~80万円50万円~60万円30万円~50万円
信士・信女30万円~50万円30万円~50万円30万円~40万円

お布施の包み方と、お布施の袋の書き方

お坊さんや神職者、神父・牧師などへのお礼方法は、各宗教で違ってきます。また、「御礼」という表書きは、宗教を問わず使用できます。
不祝儀袋を用いる際、蓮の模様が入った袋は仏式でしか利用できません。
お布施は小さなお盆の上に載せるか、袱紗などで包みお坊さんにお渡しします。直に手渡しや床に置くようなことは無礼に当りますので、気をつけましょう。
下記に、お寺、神社、教会へのお礼の包み方と書き方について、一例を紹介します。なお、宗派によって違いがありますので注意しましょう。

仏式

表書き

「御礼」「お布施」「読経料」「御回向料」など。

表書きの墨

薄墨は使用せず、通常の墨を使用

のし

使用しません。

水引

半紙で中包みをし、さらに奉書紙を使って慶事の上包みを施すのが最も丁寧な形式とされますが、市販の白封筒でも結構です。
水引については、関東では白黒や双銀、関西では白黄が使われます。

神式

表書き

「御礼」「御祈祷料」「御祭祀料」「御榊料」「御神饌料」「玉串料」など。

表書きの墨

薄墨は使用せず、通常の墨を使用

のし

使用しません。

水引

半紙で中包みをし、さらに奉書紙を使って慶事の上包みを施すのが最も丁寧な形式とされますが、市販の白封筒でも結構です。
水引については、関東では白黒や双銀、関西では白黄が使われます。

キリスト教式

表書き

教会宛としては「献金」「記念献金」「感謝献金」「ミサ御礼」「御ミサ料」など。
神父や牧師宛としては「御礼」。

表書きの墨

薄墨は使用せず、通常の墨を使用

のし

使用しません。

水引

無地の白い封筒に入れ、水引は用いません。

法事・法要でお布施を渡すタイミング

続いて、法事・法要で、お布施を渡すタイミングについて解説します。
一般的には、お坊さんが食事(お斎)に参加される場合には、食事のときに「お布施(もしくは読経料)」と「お車代」をお渡しします。それと同時に、返礼品と酒の小瓶(場合により)もお渡しします。

お坊さんが食事(お斎)を辞退した、もしくは、食事(お斎)の予定が無い場合

お坊さんが食事(お斎)を遠慮される場合には「お布施(もしくは読経料)」と「お車代」の他に「御膳料」も添えて、法事・法要が終わったタイミングでお渡しします。同時に、返礼品と酒の小瓶(場合により)もお渡ししましょう。

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