一周忌に向けて!贈るべき花の特徴や金額は?

更新日
2018/06/15
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法事・法要の基礎知識

親しい友人や親せきが亡くなった時や一周忌などの法要の際に、今までの感謝や供養の気持ちを込めて花を贈りたいと考える人も多いでしょう。
故人へ向けて花を贈る場合には、相応しい花やマナーなどが存在しています。
何も知らずに贈ってしまうと、失礼な人だと思われたり常識がないと思われたりする可能性もありますから、きちんとマナーを知っておくことが重要です。

今回は、一周忌に花を贈る場合のマナーやどのような花がいいのかといったことについて見ていきます。

そもそも一周忌に花は必要?

人が亡くなって一年目に当たる一周忌には、一般的にはお坊さんや親族、または、友人などを招いて一周忌法要を行う家庭が多くなっています。
一周忌の際に、花を贈った方がいいのではないかと悩む人も多いでしょう。
一周忌の際には、必ずしも花を贈らなければならないというわけではないので、注意が必要です。

家庭によっては一周忌の法要を行わないという場合もありますから、まず花が必要かどうか確認しておくことが重要になります。
法要をする予定がないのでお気持ちだけで十分ですと言われたり、お寺で法要を行うので花などを準備する必要はありませんと言われたりすなら、贈るのは控えるようにするといいでしょう。
法要はないけれども気持ちとして花を贈りたいという場合には、命日に花を供えたい旨を先方に確認して、命日当日に届くように花を贈るのが一般的です。

一周忌で贈るのはどんな花?

葬儀や四十九日には真っ白の花でまとめているのが一般的ですから、一周忌や三回忌といった法要も真っ白な花にしなければならないと思っている人も多いでしょう。
しかし、これは間違いです。一周忌に送る場合には、白一色でまとめる必要はありませんし、色味があるアレンジメントだと失礼にあたるということもありませんから、安心して色のついた花を選んでください。

一年が経っているということを考えて、できるだけ明るく遺族の心が和むような淡く優しい色の花を贈るのがいいでしょう。
故人が女性であるのなら優しさや柔らかさを表すようなピンク、故人が男性であるのならパステル調の紫系統の色などがよく選ばれる色になっています。
一般的には、ユリなどを中心にして、カーネーションやトルコキキョウなどでアレンジメントをするケースが多いようです。
一周忌のお供え花だということを伝えれば、適切なアレンジメントをしてくれますから、どのような花を選べばいいのか自信がないという方は、花屋などと相談して決めましょう。

色付きの花はありなの?

一般的に、四十九日までは白一色でまとめた花をお供えするのがマナーだとされていますが、四十九日よりあと、つまり一周忌からは白一色ではなく淡い色の花を加えてアレンジをするのが一般的です。

一周忌の場合は亡くなってから月日がある程度経っているということを考慮して、遺族の心を和ませるような明るい色を選ぶようにするのがポイントです。
しかし、明るい色といっても、明るすぎるような色は避けた方がいいでしょう。三回忌が終わるまでは、めでたい印象のある真っ赤な花や鮮やかなオレンジなどは避けるようにして、パステル調の淡いものを選ぶのがマナーになっています。

このように、四十九日までの弔う花とは違って、一周忌になると偲ぶための花というように意識が変化していきますから、淡い色付きの花使ったアレンジメントでも差し支えありません。
そのため、葬儀や四十九日などよりもバリエーションに富んだ花、故人が好きだった花や好きだった色の花を贈ることができるので、故人の好みや遺族のことなどを考えて適切な花を選ぶようにしましょう。

プリザーブドフラワーはあり?

長く花の美しさを楽しめるようにと、生花を加工して作られているのがプリザーブドフラワーです。
誕生日や母の日などの贈り物などで一般的になっているこのプリザーブドフラワーですが、一周忌に贈ることは問題ないのでしょうか。
生花のアレンジメントなどでないと失礼に当たるのではと躊躇っている人も少なくないでしょう。
プリザーブドフラワーを一周忌に贈るということは、マナー的には何の問題もありません。

一周忌の花は、故人の冥福を祈ると同時に遺族の心を慰めるという意味合いがあります。
一般的には生花のアレンジメントや花束などを贈ることが多いのですが、プリザーブドフラワーは取り扱いもしやすく手入れなどの手間もかからない、持ち運びもしやすいという点からおすすめの花になっています。
花の世話というのは案外手間がかかるものです。世話をすることなく故人の仏壇に長く飾ることができるプリザーブドフラワーは、遺族からも喜ばれる花として注目を集めています。
ですので、生花のお供え花でなく、プリザーブドフラワーを贈るのもいいでしょう。

一周忌に贈る花の予算はいくら?

一周忌に贈る際の花の相場としては、会場の規模などにもよりますが個人で贈る場合、一般的には5,000円~10,000円程度でいいとされています。
葬儀などの供花とは違って、10,000円以下の花で構いません。

あまり高い値段の花を贈ってしまうと気を遣われたり、逆に気を悪くされるケースもあります。花の種類や予算というのは、その地域や家庭によって考え方が違ってきますから、不安でしたら親せきや親に相談してみてどのぐらいの予算で花を贈るか決めるのもいいでしょう。
周りと比べてあまりにも豪華だったり、逆に質素だったりすると調和が取れなくなってしまいますから合わせるということも大事なことです。

一般的には10,000円以下が相場ですが、法人となると予算はもう少し多くなってきます。
法人の場合には、15,000円~20,000円程度の価格帯の花が良く選ばれているようですので、参考にしてみてください。

好印象な花の贈り方

このように、一周忌に贈る花にはある程度のマナーがあります。
そのマナーを踏まえながら花を選ぶことで遺族からも好印象を持たれるでしょう。
さらに、マナーを守るだけでなく、故人の好きだった花を選んだり好きだった色の花でまとめたりすることで、故人のことを考えて贈ってくれたんだな、故人のことを偲んでくれているんだなということが遺族側にも伝わって喜ばれます。
ですので、故人のことを思い出しながら、よく身につけていた色、好きだと言っていた花などを選ぶように心がけてください。

また、花だけをそのまま贈るのではなく、メッセージカードや手紙などを添えることも重要です。
ただ花を贈るだけということだと、少し失礼になってしまいますし手紙などを添えた方がより気持ちが伝わりやすくなりますから、印象も良くなります。
メッセージとしては、「早いものであれから一年ですね。○○様の一周忌にあたり心ばかりですがお花を贈らせて頂きました。あらためてご冥福をお祈りいたします」といったような内容で贈るといいでしょう。
花屋によっては、一周忌用のメッセージカードなどもありテンプレートなどもありますから、一周忌用にメッセージをつけたい旨を相談してみましょう。

一周忌に花を贈る際の注意点

一周忌に花を贈る場合に注意点としてはまず、贈る日にちが挙げられます。
命日に花を贈るということであれば、いつ花を贈っても特に問題はありません。命日当日につくように贈るということでも構わないでしょう。

しかし、これが一周忌法要のために贈るということであれば話は変わってきます。
一周忌法要のために花を贈りたいというのであれば、法要の前日までには花が届いているように配慮する必要があります。
一周忌法要の当日に渡すというのでもいいのですが、法要の当日は施主も準備などに忙しくしていますからあまりおすすめはできません。
前日ぐらいに届くように手配する、または前日にお宅に伺って花を渡しておくというようにする方がいいでしょう。
しかし、贈るのが早すぎると花がしおれてしまったり散ってしまったりするという可能性もあります。
季節にもよりますが、2日前~前日ぐらいに届くように配慮した方がいいでしょう。ベストなタイミングとしては法要前日の午後ですので、目安にしてください。

また、贈る場所なども確認しておいた方が安心です。
自宅で法要を行うのか、お寺で法要を行うのかといったことによっても花を贈る場所は変わってきますので、あらかじめ花を贈りたいという旨を遺族側に伝えて、どこに贈ればいいのか確認しておくといいでしょう。

また、お寺に贈る場合には、あとから持ち運びがしやすいような花を選ぶことも重要になってきます。
大きな鉢植えやスタンド花などは持ち運びがしにくく、迷惑になってしまうというケースもあります。そのため、持ち運びがしやすいアレンジメントの花などを選ぶようにするといいでしょう。
花束で贈る場合には、花瓶なども必要になりますのであらかじめ花瓶の有無や花束で贈っても構わないかという旨を確認しておくのも重要です。
基本的には、花かごのアレンジメントが持ち運びもしやすく、仏前にも飾りやすいので喜ばれます。

一周忌の花選びのタブー

一周忌に贈る花として相応しくないものもあります。

まずは胡蝶蘭です。
胡蝶蘭は葬儀やお供えの花としてよく使われている花ですし、胡蝶蘭を贈っておけば間違いないと考える人もいるでしょう。
確かに、胡蝶蘭は法要などで贈る花としては問題ないのですが、その色選びには注意が必要です。
赤い胡蝶蘭や紅白の胡蝶蘭などは、一周忌といった法要に贈る花としては相応しくありませんから避けるようにしましょう。
紅白の胡蝶蘭は一般的には慶事に使われることが多い、おめでたい印象のある花です。
そのような花を、故人を偲ぶ場に贈るというのはタブーですので気を付けてください。
胡蝶蘭を贈りたい場合には白い胡蝶蘭を選ぶようにすることがマナーです。

また、鉢植えではなくアレンジメントやスタンド花、ブーケなどにした方が無難でしょう。
宗教によっては、鉢植えはタブーだとされている場合もあります。
熱心な仏教徒の中では、鉢植えに使われている肥料が不浄のものと考えているケースもありますから、念のため避けておいた方が安心です。

また、宗教によっても花選びのタブーは変わってきます。
仏教などの場合には棘のある花はタブーとされています。したがって、バラやアザミなどは相応しくないので避けるようにしましょう。
一方で、故人がキリスト教であるのならバラの花でもOKとされています。
実際、キリスト教ではお供えにバラの花がよく使われているのです。
しかし、特定の宗教を持っていないという場合でも、昔からの慣習や地域の決まりで棘のある花は失礼と考えている家庭が多い傾向にありますから、バラなどは避けておいた方が無難です。

お供えの花の渡し方

一周忌にお花を供えてもらいたいと思うのなら、贈る場所に応じて適切な渡し方をする必要があります。

まず、自宅にお供え花を贈る場合です。
自宅に贈る場合には、施主を受取人として花を贈るようにしましょう。前日までにつくように贈るのがベストです。
また、花を贈るということを伝えておいた方がより親切でしょう。
あらかじめ、一周忌のお供え用の花をこの日に贈りますということや時間帯などを伝えておくと、時間が合わずに受け取れないというようなことがないので安心です。

また、自宅ではなくお寺で一周忌の法要を行うという場合には、お寺に直接贈るということも可能です。
基本的に、一周忌法要の案内状に法要を行う場所が書いているはずですので、それを参考にしましょう。

場所が書いていない、もしくは電話などで連絡を受けたということであれば、遺族側に法要の場所やお寺の名前などを聞いておいてください。
加えて、お寺に直接お供え花を贈る場合には、きちんとお寺側に確認を取っておくことも重要です。
いきなり贈るのではなく、お寺に電話などをして「何月何日の○○家の法要のためにお供え用の花を贈りたいのですが」といったようなことを伝えて、贈り方や贈る時間などに指定があるのか確認しておいてください。

花を贈りたいときは色や種類をじっくり考えよう

このように、一周忌に花を贈る場合にはさまざまなマナーがあります。
普通に花を贈るときのように、どのような花、どのような色でも構わないというわけではありませんので、花選びには注意が必要です。
あまりにも鮮やかすぎる色や棘のある花などはタブーとされていますし、慶事に使うような花もタブーですので、それらをしっかりと踏まえて花選びをしましょう。

そのマナーの中で、故人の好きな花や好きな色を選ぶようにすると、故人を偲ぶ気持ちが伝わり遺族にも喜ばれます。
どのような花や色が好きだったのかを思い出しながらじっくりと考えて選ぶのがいいでしょう。

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ご予約は遅くても法要日の1ヶ月前にはしましょう。

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※複数個所での法要の場合など追加料金がかかる場合がございます。

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