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「おきもち後払い」を開始しました

利用者数No.1(※1)のお坊さん手配サービス 「お坊さん便」を運営する株式会社よりそう(本社:東京都品川区、代表取締役社長:芦沢雅治、以下「よりそう」)は、お坊さんへの支払い額を利用者自身で決めることができる支払い方式「おきもち後払い」を、株式会社ネットプロテクションズ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:柴田 紳)の提供する日本初のポスト・プライシング代行サービス「あと値決め」の活用により導入します。あわせて2019年11月5日より全国で提供を開始することをお知らせいたします。
(※1)2018年9月実施「僧侶手配サービスに関する調査」より

「おきもち後払い」とは

「おきもち後払い」は、「お坊さん便」の法事終了後に利用者自らがお坊さんにお支払いする金額を決定できる決済方法です。従来の現金払い・クレジットカード払いと並ぶ新たな支払い手段として、依頼時に選択することで利用できるようになります。「お坊さん便」が定めた金額を下限として、法要を担当したお坊さんに対して一定の範囲で上乗せして支払うことが可能になります。後日ネットプロテクションズから送付される入力フォームにて金額を申請のうえ、郵送される振込書類に従って銀行やコンビニから支払います。法要当日にお坊さんに直接お金をお包みする必要はありません。

「おきもち後払い」のメリット

「お坊さん便」は予め支払い費用を定めていますが、利用者の方より「仏事に対するお礼、供養や信仰への想いから費用と別途お布施を渡したい」という申し出があったことを受け、支払い手段整備を目的とした選択肢の追加を検討していました。「おきもち後払い」を利用することで想いを反映した金額を一定の幅で自ら選択できるようになるため、一般的なお布施のようにお気持ちに応じた金額を包むことが可能になります。
また、お坊さんにとっては良い仏事を執り行った場合、利用者の方から具体的な評価を得られる仕組みとなっているためモチベーション向上につながるほか、「お坊さん便」が高評価を重ねるお坊さんに新たなご縁をご紹介しやすくなるため活躍の場が広がります。

開発経緯

お坊さんに対してお包みするお金は一般的に「お布施」と呼ばれ、仏事を受けた側が相手を施すことから発展した寄付のような慣習であるため金額に明確な基準はありません。従来は「檀家と菩提寺」として関係性を構築する中で自然と金額が決定されるのが一般的でしたが、近年はお寺とのご縁が薄い方が増加しており、金額の決定に困るケースが多く見られます。 「お坊さん便」を通じて利用者とお坊さんが関係を構築する中で、サービス上で安心してお気持ちのやり取りができる新たな仕組みが必要と考え開発にいたりました。

「あと値決め」導入経緯

ネットプロテクションズの提供する「あと値決め」は、サービス体験後に利用者自身が満足度に応じて支払い価格を決められる、日本初のポスト・プライシング代行サービスです。価格への納得(合意)と支払いは、サービスや商品の利用・体験の前に発生するのが一般的ですが、「あと値決め」は、サービスや商品の利用・体験後に利用者が自ら価格を決定し支払うことを可能にします。これらの仕組みが利用者および提携僧侶の双方にメリットをもたらすと判断し導入を決定しました。

今後の目標

「お坊さん便」は僧侶手配サービスを通じて大切な人を失った方々のグリーフケアの役割を担っており、提携するお坊さんがより良い仏事に取り組むための仕組み作りはその一助になります。「おきもち後払い」で得られるお坊さんの評価データを活用することで、サービス改善および顧客満足度の向上を目指します。また長期的に「おきもち後払い」を利用することで得られたデータから高評価のお坊さんの知識・経験を分析し、他のお坊さんに共有することで「お坊さん便」と提携するお坊さん全体に大きなメリットが生まれることを期待しています。

 

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