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お通夜の時間・流れの解説!始まりから終わりまで

  • 2023年02月07日

お通夜に出席する際は、事前に所要時間やタイムスケジュールを把握しておくことが大事です。時間に遅れてしまうと遺族に迷惑がかかってしまうこともあるので注意しなければなりません。
とはいえ、急な知らせにうまく対応できない場合もあるでしょう。そんな時は、常識的なマナーで対応することが大事です。

お通夜の一般的な所要時間はどれくらいなのか、お通夜に遅れても大丈夫なのか等、出席する前に知っておくべき情報について紹介します。

記事の監修

人はなぜ弔い、弔われるのか、葬送儀礼を意味のある営みとして理解し、私たちは次世代へ伝えていきます。葬送儀礼マナー検定実施中。

お通夜が始まる時間は?

お通夜が始まる時間は、一般的には18~19時くらいが多いので、この時間帯を目安にスケジュールを調整するといいでしょう。
ただし、開式時間は色々なケースがあるため、事前によく確認しておく必要があります。
早いところだと17時開式、遅いところだと20時開式になる場合もあるので注意しなければなりません。
仕事先から直接通夜会場に向かう場合は、時間に遅れることがないように、お通夜の知らせが入った時点で早めに準備をしておきましょう。

遺族は開式の1時間前くらいに控室に入って集合し、15分前くらいには会場へ入って参列者を待つのが一般的です。弔問客の受付は30分〜1時間前から始まるので、一般参列者は15分くらい前に到着しておくといいでしょう。あまり早い時間に到着してしまうと、まだ準備が済んでいないこともあるので、逆に迷惑となってしまいます。遺族に余計な迷惑をかけない為にも、まだ受付が始まっていない早い時間に到着するのはやめましょう。早すぎず、遅すぎずの時間に到着するのが理想的です。
お焼香が始まる時間は宗派などによって異なりますが、お通夜開始から20分前後くらいで始まるのが一般的です。遅くてもお焼香の開始時間に間に合うように、時間にゆとりを持って伺いましょう。

僧侶が読経する時間は?

僧侶が読経する時間は、たいてい10分ほどです。
読経が始まってから親族や一般参列者のお焼香が始まりますが、お焼香の開始時間になると司会者から案内があるので、その案内に従えば大丈夫です。
お焼香の順番は一般的に、遺族、親族、一般弔問者となります。

ただ、地域や宗派によって読経する時間やお焼香の時間が異なるため、必ずしも同じ時間で終わるわけではありません。
お焼香が終わる時間も、参列者の数次第となるため一概に言うことはできませんが、かねがね30分〜1時間程度で終わります。

読経が終わると、僧侶の説教が行われます。
説教の時間は10〜15分程度ですが、最近は省かれるケースが多くなっているようです。

お通夜終了の際には司会者からアナウンスがあり、僧侶が退場します。その後、喪主からの挨拶があり、通夜ぶるまいへの誘いがあるので、スケジュールに問題がないのであれば快く出席しましょう。

▼詳しい内容と手配方法▼

お通夜の所要時間はどれくらい?

事前にお通夜の所要時間を知っておくと、スケジュール調整がしやすくなります。
お通夜は地域性が高いため、一概に所要時間を示すのは難しいですが、長くても2時間くらいで終わるので、それほど大きな差はありません。
お通夜の所要時間は1〜2時間程度とみておけばいいでしょう。

お通夜は一般的に開式後1時間ほどで閉式となることが多く、その後10分程度で通夜ぶるまいの会場へ移動することになります。
僧侶の法話が長引くと1時間ではおさまらないこともありますが、長時間延長されることはないので、所要時間にそれほど違いはありません。

お通夜の所要時間はそれほどかかりませんが、お通夜が始まる時間はそれぞれ異なるため注意が必要です。
事前にお通夜が始まる時間を確かめて、所要時間を逆算しておくといいでしょう。告知された時間内にお焼香ができるように、スケジュールを調整することが大事です。事前にスケジュールを考えておけば、遺族に迷惑をかけずに落ち着いて行動することができます。

お通夜は夕方に始まることが多いため、21時前には散会するのが一般的です。
一般的にお通夜は17時〜21時の間に行われることが多いため、この時間帯に訪問できるように考えておけばいいでしょう。
ただ参列者の数が多いと、散会時間が遅くなることもあります。遅くなるといっても、21時前に終わるのが一般的なので、その時間までに到着できるように注意しましょう。

通夜ぶるまいの時間は?

通夜ぶるまいは、弔問客やお通夜を手伝ってくれた方々に対して、遺族が食事や酒を振る舞うものです。
通夜ぶるまいの所要時間は、一般的には1~2時間が多いので、それほど時間はかかりません。
遺族の心労も考えて、通夜ぶるまいでは参列者は長居をしないのがマナーといわれています。
そのため、軽い食事をして帰るのが一般的です。最後に喪主が挨拶をしたら解散となり、お通夜も終了となります。

時間の都合がつかないのであれば、通夜ぶるまいに必ず出席する必要はありません。お焼香だけの参列だけでも失礼には当たりませんが、失礼する前に挨拶だけ交わしておくといいでしょう。通夜ぶるまいでは、一口でも箸をつけるのがマナーと言われているため、少し時間があるなら軽く食事をしてから失礼しましょう。
ただ、通夜ぶるまいが必ずあるわけではありません。地域によっては通夜ぶるまいを行わず、お焼香が終わってそのまま散会となるケースもあるため、その場合は散会時間も早くなります。
また、通夜ぶるまいの形も地域によって差があるため、料理の内容にも差があります。
軽い食事が出るものもあれば、お茶やお菓子だけのもの、お土産を持ち帰るだけのものなど様々です。
とはいえ、通夜ぶるまいの所要時間は地域によって大きな違いはなく、20時か21時には散会するのが一般的です。その地域のお通夜に詳しくないのであれば、事前にその地域に詳しい人や葬儀社に聞いておくといいでしょう。

半通夜の時間はどれくらい?

お通夜は古来から夜通し線香を絶やさない風習がありましたが、近年では僧侶が読経して、焼香した後にそのまま帰る「半通夜」が主流となっています。まずは、半通夜の全体的な流れを把握しておきましょう。

当日は開式の約1時間前くらいから受け付けが始まり、開式10分前くらいには一同着席をして僧侶の入場を待つため、出来れば早めに到着しておきましょう。
僧侶の読経が始まると順番にお焼香を行いますが、お焼香が終わるのと同時に退席する方もいます。時間がない場合は、お焼香だけでもいいでしょう。一通りお焼香が終わり、司会者から閉式の言葉があった後に僧侶が退場し、喪主からの挨拶が行われます。
ただし、僧侶が退場する前に法話や説教が行われる場合もあるので、その際は数分ほど時間がかかるでしょう。その後、弔問客へのおもてなしとして通夜ぶるまいが行われることになります。

本来のお通夜といえば、通夜ぶるまいの後に夜通し故人を見守るスタイルでした。
ただ最近は、深夜0時~1時くらいには全員が就寝か帰宅し、全体的に数時間で終わる半通夜のスタイルが多くなっています。
半通夜に対して、本来のスタイルのお通夜は「本通夜」と呼ばれています。
半通夜と本通夜のどちらが行われるかは地域によっても異なるので、心配な方は事前に確認しておくといいでしょう。

お通夜全体の時間は?

お通夜全体にかかる一般的な時間は、およそ2〜3時間ほどです。これは、開式から通夜ぶるまいが終わるまでの時間になります。
お通夜だけであれば1時間、通夜ぶるまいだけなら1時間ほどで終わるので、たいていの場合21〜22時には終了となります。通夜ぶるまいがなければ、1時間程度で終わるでしょう。

仕事の都合でお通夜に遅れる場合は、遅くても21時までには到着できるようにしましょう。
出来れば、お焼香の時間に間に合うように、事前にスケジュール調整をしておくのがベストです。
お通夜の告知があるのは、たいてい1日前となるため、急な連絡に戸惑うこともあるかもしれません。仕事の都合などでお通夜に行けない場合もあるでしょう。
ただし、本当に辛い思いをしているのは遺族なので、出来るだけ告知された時間内に訪問できるよう、精一杯配慮することが大切です。

お通夜の時間に遅れても大丈夫?

お通夜の連絡はある日突然入るものなので、当日に仕事の都合や体調などの関係で、開始時間にどうしても間に合わないということもあるでしょう。
喪服や香典などの準備も必要になるため、「用意をしていたらいつの間にか開式時間を過ぎていた」ということもあるかもしれません。
基本的にはお通夜の時間を守ることが大事ですが、通夜の開始時間に間に合わないくらいであれば失礼に当たりません。
遺族側もその辺りの事情は考慮してくれるので、多少の遅刻であれば大丈夫です。仕事の都合や遠方から訪問する事情でやむを得ず遅れる場合は、事前に葬儀社に連絡して、何時までなら大丈夫か確認しておくといいでしょう。

親族や友人であれば、時間を問わず駆け付けてあげることが故人へのはなむけとなります。
ただし、親族や友人でない一般参列者であるなら、お通夜の時間を守ることがマナーです。告知された時間内にお焼香できるよう、出来る限り早めに準備をしておきましょう。
どうしても遅れてしまう場合は、事前に連絡をするなど遺族に失礼のないよう配慮することが大切です。
お焼香だけに訪れるのは失礼に当たりませんが、時間が遅れてしまうと迷惑がかかってしまうので、必ず時間内に伺いましょう。
葬儀会場や出棺時間はあらかじめ決まっているので、お焼香の時間が延長してしまうと、いろいろと迷惑がかかってしまいます。遺族に迷惑をかけないように、お焼香の時間に到着できるように努力しましょう。

遅れても失礼ではない時間は?

遅れても失礼にならない時間は、告知された始まりの時間からせいぜい1時間くらいです。
30分ほどの遅刻であればお焼香の最中なので、係りの人の指示に従って参列すれば大丈夫です。
1時間以上遅れてしまうと、遺族に迷惑をかけてしまう可能性があるので注意しなければなりません。1時間以上遅れてしまうようであれば、事前に電話連絡をしてお焼香可能か聞いておくといいでしょう。

20時くらいまでなら遺族が会場に残っていることも多いので、お通夜の会場へ向かった方がいいでしょう。
ただ、あまりにも到着時間が遅くなるようなら、遺族に迷惑をかけないためにも、日を改めるのがベストです。到着時間が21時を過ぎるようであれば、事前に遺族に連絡してから弔問するか、日を改めて出向くようにしましょう。

特に深夜の訪問は失礼に当たるため、親しい間柄でないのであれば避けるべきです。親しい間柄であったとしても、遺族への負担を考慮し、非常識な時間は避けるようにしましょう。
どうしても夜遅い時間しか訪問できないのであれば、お通夜への参列は断念するのが無難です。葬儀にも参列できない場合は、弔電を送りましょう。

葬儀の会場の閉館時間も考慮しよう

遅い時間に到着する場合は、事前に会場の閉館時間を確認しておきましょう。
葬儀の会場によっては閉館時間が決められている場合があるので、あまりに遅い時間に到着すると、すでに閉まっていて入れない場合があります。

民間の葬儀会場ではなく、市町村が運営する公営斎場は閉館時間が決まっているようなので、注意しなければなりません。
閉館時間の有無によってお通夜の時間も変わってくるので、一般的な所要時間が当てはまらないケースもあります。
会場が自宅であれば融通も利くので、親族や親しい間柄なら遅めの時間でも構いませんが、そうでないなら閉館時間前に到着できるよう余裕を持ったスケジュールを立てましょう。
閉館時間内に訪問するのが難しい場合は、遺族などに連絡して、また日を改めて訪問するといいでしょう。

お通夜の時間を把握して参列しよう!

お通夜の時間は状況によって変わるため、必ずしも時間通りに行われるわけではありません。
ただ、事前に大まかな所要時間を知っておくことは大切です。
いつから受付が始まるのか、いつからお焼香が始まるのか知っておくと、当日の不安が軽減されてスケジュール調整がしやすくなります。

仕事などでお通夜に参列できない事情がある場合は、必ずしも開始時間に間に合わせる必要はありません。ただ、あまりにも到着時間が遅れてしまうと、様々な人に迷惑をかけてしまうため注意が必要です。
できる限り早めに到着できるように努力しましょう。
どうしても遅い時間しか到着できない場合は、事前に連絡をしたりお通夜の参列を断念するなど、遺族に配慮することが大切です。

お通夜へ参列する際は、自分だけの都合を考えて行動するのではなく、遺族への配慮を忘れずに常識的なマナーを守って行動しましょう。

監修者のコメント

死者のそばに近親者が夜通し付き添うことを通夜といい、またヨトギ(夜伽)ともいいます。その間、ろうそくや線香の火を絶やさず過ごす例がかつては全国的にみられました。現在の通夜は、宗教儀礼と一般の参列者との告別の場という意味合いで行われています。

お通夜の時間・流れに関するよくある質問

お通夜が始まる時間を教えてください。
お通夜が始まる時間は、一般的には18~19時くらいが多いので、この時間帯を目安にスケジュールを調整するといいでしょう。
僧侶が読経する時間を教えてください。
僧侶が読経する時間は、たいてい10分ほどです。
お通夜の所要時間を教えてください。
お通夜の所要時間は1〜2時間程度とみておけばいいでしょう。
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