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三回忌の香典はどうすべき?書き方のマナーをレクチャー!

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仏教では、故人が亡くなって通夜や告別式が行われた後、故人を偲んで弔うために何年にもわたって法要を行います。

そのうちの1つ、三回忌とはどんな法事なのかを説明します。
特に、三回忌の香典について詳しく述べます。
以下を読めば、三回忌に参列する際に多くの方が気になるであろう香典の金額や、香典の表書きの書き方などを理解できます。
さらには、仏教以外の宗教における三回忌の法事の相違点や注意点にも触れます。
宗教ごとに異なるマナーがあるので、どの宗教の三回忌なのかを十分に確認しなければなりません。
香典の書き方やお供えものの渡し方まで含め、三回忌のマナーをしっかりと知っておきましょう。

三回忌ってどういうもの?

仏教では、故人の通夜と告別式が行われた後、節目ごとに法事を行います。
法事とは、故人の霊を慰めて冥福を祈る儀式です。初七日の法事から始まり、四十九日、一周忌、三回忌、七回忌と続き、三十三回忌をもって弔いが終わります。

三回忌は、故人が亡くなってから2年目に当たる法要です。
三回忌の「三」は、3年を表していますが、これは数え年のようなものです。実際には亡くなってから2年を意味します。
つまり、三回忌は、故人が亡くなった3年後ではなく2年後に行われることに注意が必要です。
したがって、葬儀の1年後に一周忌が行われ、その翌年に三回忌が行われることになります。三回忌の参列者は主に家族と親族ですが、故人と親交の深かった人も案内を受けて参列することがあります。

法要は寺院や自宅で行われるのが一般的です。また、仏教以外の宗教でも三回忌に相当する法事を行うことがあります。
キリスト教では、三回忌に当たるミサが教会で行われます。
神道では、三回祭という法事が自宅や墓前で行われます。
その他、宗教不問の霊園などで三回忌が行われることもあり、三回忌の法要をする所は多くあります。

三回忌法要の香典の金額の目安

香典には本来、「線香の代わりに供えるお金」という意味があります。
また、葬儀や法要にはかなりの金銭がかかるため、施主の金銭的負担を参列者たちが補うという目的もあります。

香典の金額については、故人との生前の関わり具合によって異なります。
親しい間柄だったのであれば香典も多く用意するでしょうし、付き合い程度であれば心付け程度となるでしょう。参列者の年齢によっても違うかもしれません。

故人に対する気持ちの度合いにも左右され、金額が定まっているわけではないので一概にいくらとは言えませんが、基本的には、一周忌のときとほぼ同じ金額と考えておけば問題ありません。具体的な相場としては、1~3万円が一般的と言えます。
当然、家族や親族であればもっと高くなることもあります。

香典自体は上記の相場ではあるものの、三回忌の法要後には会食の席が用意されていることも多くあります。
また、施主が参列者の車代などを出費してくれることもありえます。
そのような場合には、会食や車代のお礼の意味も込めて香典の金額をすこし多めにするという心遣いもよいでしょう。
また、香典とは別にお供えものをお渡しすることも考えられます。
いずれにしても、香典をいくら包むかは参列者の気持ち次第と言えます。

香典を入れる袋はどうすればいい?

香典を包む袋は、不祝儀袋(香典袋)と呼ばれます。
葬儀の時と同様に、三回忌においても不祝儀袋を用意して香典を入れるべきです。
香典袋は、簡易的なものから豪華な水引きが付いているものまで多くの種類が市販されています。
香典袋の選び方としては、香典の金額にふさわしい袋を使うという考え方があります。

故人と親交が深く香典も高額である場合には、水引の付いた高級なものが良いでしょう。
それほど深い関わりでなければ香典の額も少なく、それに合わせて、水引が単に印刷されているような簡易な不祝儀袋でもかまいません。
しかし一般には、三回忌に持参する香典では、双銀の結び切りの水引の付いたものがよいでしょう。
結び切りの水引は、いったん結んだらほどけない結び方であるため、「繰り返さない」や「解くのが難しい」といった意味合いとなり、人生で一度だけにしたい弔事などに使います。
また、「御霊前」と印刷されている不祝儀袋が市販されていますが、三回忌には使用を避けるべきです。仏教以外の宗教では、そもそも「霊」という考え方がないこともあります。

なお、香典を入れた不祝儀袋は袱紗(ふくさ)に包んで持っていくのがマナーです。
三回忌など不祝儀の場合には、広げた袱紗のやや右側に不祝儀袋を置き、右、下、上、左の順に袱紗を畳み、最後に右側にはみ出した部分を折ります。
香典を渡す際には、袱紗から取り出して袱紗を畳んだ後に両手で不祝儀袋を渡しましょう。
袱紗の色は紺色や藍色、または紫色が好ましいです。紫色の袱紗は、慶弔共通で使用が可能です。

仏教の香典袋の表書きは?

仏教では、葬儀が終わった後、まず「初七日」という法要をします。
その後、四十九日まで7日ごとに「追善供養」を行います。
追善供養とは、生きている人が、故人の冥福を祈って徳の心を送ることによって、いずれそれが自分に戻ってくるという思想です。
仏教では、故人が亡くなってから四十九日までは「霊」として現世と冥土の間をさまよっていると考えます。
その期間は中陰(ちゅういん)と呼ばれています。
中陰期間を過ぎるとはじめて仏様になります。四十九日の法要は、霊が成仏する日と考えられ、それを節目に「忌明け」となります。

そのような仏教思想に従って、香典袋の表書きをする際には、四十九日以前には「御霊前」、それ以降は「御仏前」に変わります。それぞれ「霊」の前、「仏」の前に捧げるという意味です。
三回忌は、四十九日よりも後の法要ですので、故人が仏になっていると考えて、香典袋の表書きも「御仏前」となります。
その他、「音香料」や「御香奠」などといった書き方もありますが、特別に深い意味がないかぎりは「御仏前」が一番無難です。

キリスト教の香典袋の表書き

キリスト教では、三回忌という概念はなく、昇天記念日や、追悼ミサ・記念ミサなどとして法事が行われます。

キリスト教は、大きくプロテスタントとカトリックに分かれます。
香典袋の表書きとしては、プロテスタントの場合は「御花料」、カトリックの場合は「御ミサ料」となります。
「御花料」をカトリックに使っても問題ありません。
しかし逆に、「御ミサ料」をプロテスタントに使うことはできません。プロテスタントには「ミサ」という概念がないためです。
したがって、キリスト教でも宗派がわからない場合には「御花料」にしておくとよいでしょう。

ただし、日本でのキリスト教に関しては、「御霊前」としても失礼には当たりません。不祝儀袋は白いものか、もし花のデザインが入っているのであれば聖母マリアのアトリビュートでもある「百合の花」が最適です。

なお、プロテスタントとカトリックの簡単な区別としては、葬儀に参列した際などに会場となった教会を見るとわかります。イエス・キリストや聖母マリアの偶像がなく質素な教会であれば、プロテスタント。
キリストの偶像があり、ステンドグラスなどが飾られている教会であれば、カトリックです。

神式の香典袋の表書きの書き方

キリスト教と同様、神道においても三回忌という概念はありません。
神道では、仏教でいう法要にあたる「霊祭」と呼ばれるものがあります。
一般的には、神社ではなく自宅や墓前で行われます。
葬儀の翌日に翌日祭、10日ごとに十日祭、二十日祭、三十日祭、四十日祭と続きます。五十日祭が忌明けとなります。
これが仏教の四十九日にあたり、「清祓いの儀」が行われます。
その後、さらに、百日祭、一年祭、三年祭と続いていきます。仏教の三回忌の概念に一番近いのは三年祭と言えます。ただし、仏教の三回忌が死後2年目に行われるのに対し、三年祭は文字通り3年目に行われます。

神道における神式の場合、香典の表書きには、「御玉串料」(おんたまぐしりょう)、「御榊料」(おさかきりょう) 、「御神饌料」(ごしんせんりょう)などと書くのが一般的です。
なお、袋は通常の不祝儀袋でかまいませんが、蓮の花のデザインがあるものは仏教用ですので、神教の場合には無地を選ぶのが無難です。

三回忌の香典袋を書くときのポイント

通夜や告別式の際には、香典袋に薄い墨を使って字を書きます。
これには、「急な訃報で墨をする時間がなかった」、「悲しみの涙で墨が薄くなった」といった意味合いが込められています。三回忌では、亡くなってから時間も経っていますので、薄墨ではなく黒い墨を使って書いて問題ありません。

また、ボールペンやサインペンは略式なので使わない方が無難で、筆や筆ペンなどを使用しましょう。
そして、黒い濃い墨で参列者のフルネームを記入してください。楷書で丁寧に書くのがマナーです。
夫婦の連名の場合は、夫の名前を中央にフルネームで書き、妻は名前だけにします。
会社など連名で出す場合は、3名までは中央から順に書きます。
右側に身分が上の者の名前がくるようにします。4名以上の場合は、「XX一同」と書きましょう。

さらに、香典袋の中に入れる中袋は、表の中央に金額、裏の左下に住所と名前を書きます。
金額の数字は、大字と呼ばれる「壱」、「弐」、「参」などを使うのが好ましいですが、漢数字で「一」、「二」、「三」としてもかまいません。
「千」は千でも阡でも、「円」は円でも圓でも問題なく、最後の「也」はなくても良いです。

香典袋に入れるお札の向きは?

香典袋にお札を入れる際の注意点がいくつかあります。

まず、お札はすべて揃えて入れるのが基本マナーです。
また、お札の向きについては、お札に描かれている人物の顔を裏にし、顔が印刷されていない裏面が見えるようにして入れるのが正しい方法です。
包みを開けたときに「千円」や「万円」という文字がすぐに読めるように、相手がお札を取り出したときに正しい向きで入れるのが一番の心遣いといえます。

また、「不祝儀の香典には使い古したお札を」と言われることがあります。
これは、香典に新札を包むと、「わざわざ不幸の日のために新札を用意しておいた」ようで不謹慎であるという理由によるものです。
しかし、だからといって、ボロボロのお札やあまりにも汚れているお札を渡すのは、相手にとって気分の良いものではないでしょう。
したがって、新札(いわゆるピン札)でも問題はないです。どうしても気になる場合には、一度お札に折り目を付けてから入れるとよいでしょう。

もうひとつ注意点として、4や9などの数字が入った金額は避けるべきです。4は「死」(し)を、9は「苦」(く)を連想させます。
死苦は縁起が悪いと考えられますので注意しましょう。
なお、お札は、中袋に入れた後に外包みで包みます。
外包みは、下・上の順で包み終えます。つまり、最終的には上側が覆い被さる形になります。最後に水引を元の位置にかぶせてください。

三回忌法要にお供えものは必要?

三回忌法要では、基本的にはお供えものは特に用意しなくてかまいません。
もしお供えものを持参する場合には、故人が好きだったものなどを持っていくとよいでしょう。

ただし、肉や魚などの殺生を連想させるものは避けましょう。
あまりかさばらず分配しやすいものが望ましいです。
食べ物であれば、日持ちするものがよいです。
果物やお菓子、お酒やお茶などがお供えものに適していると考えられます。
花もよいですが、バラなどの棘がある植物などは避けましょう。

また、持参した際には、自分で直接仏壇に置くのではなく、主催している施主に渡すのが好ましいマナーです。その際に、「心ばかりですが御仏前にお供えください」などの言葉を添えるとよいでしょう。

香典とお供えものは同じ意味があるのでお供えものは不要であるという考え方もあります。
一方、お供えものを持ち寄ってみんなで分けるという風習が広まっている地域もあります。
宗教や地域の風習によってお供えものに対する考え方が違うことがありますので気を付けましょう。

宗教によって違うから気を付けよう

世の中には色々な宗教があります。
三回忌という言葉は仏教の用語ですが、他の宗教にも三回忌と同じような法事があります。
キリスト教では「ミサ」であったり、神道では「霊祭」であったりします。
どの宗教でも、亡くなった方を弔って天国や極楽に行って欲しいと思う気持ちには変わりはありません。しかし、しきたりやマナーは宗教ごとに違い、香典の表書きの文言や書き方、さらにはお供えものの渡し方もそれぞれ異なります。

三回忌に参列することになり香典袋を書く際には、宗教や風習の違いに十分に気を付けて事前によく確認しましょう。
それぞれの宗教や地域の風習・マナーを守り、香典の書き方にも十分気を付けて故人を偲べば、宗教を問わず故人も喜ぶことでしょう。

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