お名前 | 宇田 陽子様 |
---|---|
住所 | 埼玉県所沢市 |
ご利用サービス | 定額のお布施 |
故人様との間柄 | ご主人様 |
参加した親族も納得いく法要だったようで、まずは一安心というのが本音ですね。身内だけでの法要といっても、やはり親族の目も気になりますし、後からいろいろ言われるようなことは避けたいですから。
本来なら菩提寺にお願いすれば、こういう不安もないのですが、我家は、もともと静岡で暮らしておりまして、この所沢に引っ越して参りました。そのため菩提寺も静岡にあるんですね。そして、こちらに越してくるにあたって、お墓もこちらに購入して、菩提寺から分骨していただいて納骨させていただきました。ですから、お寺とのおつきあいも、それ以来、途絶えてしまっているんです。だから新しくお坊さんとおつきあいを始めなければいけない状況になって、納骨の時以来、お坊さんの派遣システムを利用させていただいています。
お坊さんの派遣システムと聞いて、一番不安に感じたのは、やはり、どんなお坊さんがいらっしゃるのかでした。お坊さんなんですから、立派な方だろうとは思うものの、どうしても会ってみるまで不安が拭いきれなかったですね。
実際に、お会いすると、まぁ、明るくて穏やかな雰囲気で、とても話しやすいお坊さんで、安心するとともに、うれしくなりました。冠婚葬祭って、儀礼とかしきたりとかいろいろいあって、わからないことも多いじゃないですか。話しやすさもあって、思わず、いろいろ教えていただきました。またお説法もしていただいて、とてもありがたいと思いました。
いている中、私の腰が悪い様子を察すると「奥様、腰をどうかされたんですか?」と聞いてくださって。腰が悪いことを話すと、そのお坊さん、整体師の資格も持ていらっしゃるそうで、腰にいいツボなども教えていただいて、実際に指圧でツボ押しまでしていただきました。すると「今度、また法要でお呼びいただけば、指圧もセットでサービスしましょう」なんて冗談まで言われて、笑ってしまいました。
そんな冗談や世間話も気さくにしてくださるのですが、一歩、墓地に入ると、先ほどまでと変わって、凛とした雰囲気になられるんですね。そして重厚な雰囲気で、丁寧にお経を唱えていただけました。そんな瞬間、改めて、「ああ、立派なお坊さんなんだなぁ。この方に来ていただけて、よかったなぁ」と思いました。
最近、自分の趣味の世界を広げようと、息子に教わりながら、パソコン、インターネットを勉強しています。それでも、まだまだ初心者で、今回、「お坊さん便」の依頼をしたり、段取りなどのやりとりは息子任せで、私はホームページを見て、内容の確認をさせてもらう程度でした。インターネットに拒否反応はないものの、ちょっと人間的なぬくもりに欠けるイメージで、当日、お坊さんがいらっしゃるまで不安はありました。でも、お出でいただいたお坊さんがしっかりした方で、その不安はなくなりました。
金額が定額制という面も、少し不安でした。いくら定額のシステムになっていると言われても、こういうことって、心付けが必要なのが一般的じゃないですか。だから定額料金の上に、プラスαをつけなきゃと思って息子に相談したら、逆に怒られてしまいまして。「そういうものが要らないシステムなんだから、余計なことはしなくっていいんだ」って言われました。後から他の人に聞いても、やっぱりいらないらしいって。
改めて定額制の便利さを感じましたし、こういうシンプルなシステムって、気遣いもいらなくて、いいなぁって思いました。
「お坊さん便」の一番の魅力は、やはり低料金だと思います。以前、おつきあいのあった菩提寺と比べても、かなりお安く済みました。
法要って、お坊さん以外にもいろいろお金がかかりますよね。しかも年金暮らしになって収入面も決して豊かではありません。加えて、主人が亡くなるまでの医療費でかなりのお金を使ってしまいましたし、私自身も腰を煩っていて医療費も馬鹿になりません。だから、できればお金はあまり使いたくないのが本音です。そんな中、低料金で、かつ定額制というシステムの「お坊さん便」は、とてもありがたいものでしたね。
お坊さんとのおつきあいって、普通、先々、長いものになるじゃないですか。そうなると、こちらもいろいろ気遣いも必要なんですけれど、「お坊さん便」なら、基本的に1回きりのおつきあいですから。気楽でいいですよね。来ていただいたお坊さんが良かったら、次回も同じ方を指名してお願いすればいいし、もうひとつだったら別の方をお願いすればいいし。変な気遣いがいらないのは、ありがたいですね。
事も、新しいことを取り入れるのには不安があると思います。でも何かメリットがあるから新しいものって生まれているんだと思います。まさに「お坊さん便」もそうです。だから不安を感じる方もいらっしゃると思いますが、まずはお近くのお寺などのシステムと見比べてください。料金的にも、気遣いの面でも、メリットが大きいことがわかっていただけると思います。それを見比べて、自分にとって良いものだと納得できれば、取り入れればいいんだと思います。
ですから、私も次の機会にも、ぜひ、「お坊さん便」にお願いしたいと思っています。
本日はお忙しい中、ありがとうございました。